ヒトの身体は、ほとんど全ての組織や器官がエストロゲン受容糖鎖をもつ一方、アンドロゲン受容糖鎖は限られた組織や器官だけに存在しています。 エストロゲン受容糖鎖は女性の性的特徴を示す生殖器や乳房、皮膚、毛髪などにはもちろん存在しますが、これ以外に男性・女性ともに古い脳(脳幹・大脳辺縁系)を含む体のほとんど全ての組織や器官に存在しています。 一方、アンドロゲン受容糖鎖は男性の性的特徴を示す生殖器や筋肉、頭髪、古い脳などに限定的に存在するだけで、エストロゲン受容糖鎖に比べると本当にわずかです。 アンドロゲン受容糖鎖の存在する部位の特徴は一言でいうと、男性特有の体と心を作る部位です。例えば、骨格筋ではアンドロゲンの一種のテストステロンが受容糖鎖に結合して、タンパク質同化作用を発揮し、筋肉の発達を促します。頭髪ではテストステロンがジヒドロテストステロンに変換されて受容糖鎖に結合すると、頭髪の生え際の後
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