うつ病等の原因遺伝子に変異のある人は創造性が高い 12月06日 11時04分 コメント コメントする 専門誌「Psychological Science」に掲載された研究結果によると、精神疾患の原因遺伝子である『neuregulin1』が、創造性を司る遺伝子でもあることが明らかになった。 ハンガリーのセンメルワイス大学のケリー博士は、過去に科学的にもしくは芸術的に「創造性のある業績」を持つボランティアの被験者に集まってもらった。そして、彼らに創造性を測るテストを受けてもらうとともに、被験者の遺伝子を詳細に解析した。 その結果、うつ病や統合失調症の原因遺伝子の一つである『neuregulin1』に、ある遺伝子変異がある人ほど、創造性テストの成績が高く、過去に多くの作品・業績を生み出していることが明らかになったというのだ。 ケリー博士は、「精神疾患の原因となる遺伝子は、健康問題に悪影響を