肝臓は『沈黙の臓器』とも呼ばれ、ある程度の障害を受けていても痛みを発しない臓器です。しかし、本人は気づかない事が多くても、色々と自覚症状は出ています。 まず、肝機能(肝臓の具合)が悪くなると、倦怠感(体のダルサ)が現れます。そのダルサの特徴は起床時からのダルサです。「人体の化学工場」として働く肝臓の解毒は24時間体制で作動し、特に睡眠中は肝臓への血流量を増やして積極的に解毒作業を行っています。従って、起床時からダルイという事は、この解毒が充分になされなっかた可能性があります。 次に、食欲不振や吐き気をもたらします。食事から摂取した食物は腸で吸収されると門脈という動脈を通って肝臓に運ばれます。ここで、栄養素が人体(細胞)に役立つ形に作り変えて全身の細胞に送られています。しかし、肝臓に問題があるとこの様な作り変えが出来ません。そこで、脳は食物を摂らない様に食欲を抑制したり、仮に食べても吐き出さ
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