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2008年11月13日のブックマーク (3件)

  • インフルエンザの〜 その3(実践だよ〜チックン!) : 糖鎖ブログ

    インフルエンザ その3 前2回に引き続き、今回はインフルエンザ対策を検討します。 前回、前々回はこちら 前々回:もう、見ました?あの張り紙…インフルエンザの〜 前回:インフルエンザの〜 その2 1.ワクチン インフルエンザ感染の予防と感染後における悪化、例えば合併症などの予防のために接種されます。 (1)2つのタイプ 不活化タイプと生タイプがあります。不活化とは病原体は死んでいるという意味、生とは病原体は生きているが毒性を弱めたという意味です。現在、使用されているのは免疫反応は劣るが安全性を優先して不活化ワクチンです。 (2)接種の効果 効果が現れるのは通常、接種してから2週間後、その効果のピークは4週間後、効果持続期間は5ヶ月と言われています。 (3)接種の選択(原則として全ての人) ・接種すべき人 65歳以上の高齢者(罹患による重症化と死亡の可能性が大きいため) 5歳位までの子供(罹患

    インフルエンザの〜 その3(実践だよ〜チックン!) : 糖鎖ブログ
    Tousa
    Tousa 2008/11/13
    インフルエンザ予防
  • インフルエンザの〜 その2 : 糖鎖ブログ

    前回はこちら もう、見ました?あの張り紙…インフルエンザの〜 インフルエンザの続きを〜 インフルエンザの感染プロセス 1.A型ウィルスのスパイクとハサミ ・パンデミック(大流行)の恐れのあるインフルエンザウィルスA型の表面にはスパイクとハサミの機能をもつタンパク質がついています。 ・スパイクは正式にはヘマグルニチン(以下H)といい、ウィルスが赤血球や宿主細胞を捕らえ感染する時に取っ手として働きます。 ハサミは正式にはノイラミニターゼ(以下N)といい、細胞内で増殖したウィルスが自由に細胞内から次の細胞に移動するのを助ける酵素です。 ・Hが16種類(うち人に感染するのは3種類)、Nが9種類ありその両者の組み合わせでウィルスのタイプは分類されます。 例えば、スペイン風邪はH1N1(1918年)、アジア風邪はH2N2(1957年)、 香港風邪はH3N2(1968年)あるいは現在、世界的な感染が最も

    インフルエンザの〜 その2 : 糖鎖ブログ
    Tousa
    Tousa 2008/11/13
    インフルエンザウィルスの感染に限らず多くのウィルス感染で細胞の表面の糖鎖とウィルスの相互作用が決定的な役割を果たします
  • もう、見ました?あの張り紙…インフルエンザの〜 : 糖鎖ブログ

    朝晩の気温もグッと下がり、街路樹も紅葉してきました。 この季節になると、近所のクリニックに恒例のものが張り出されます。 「インフルエンザの予防接種はじめました。」 時節柄、3回に分けて「インフルエンザ」について取り上げていきたいと思います。 ・「風邪」は呼吸器疾患の総称で、マイコプラズマや細菌などによる感染もありますが、約90%程はウィルス感染で発症します。 ・ただし、「インフルエンザウィルス」はその症状の重さと伝播力の強さが他のウィルス(ex. コロナウィルス、アデノウィルス、ライノウィルス)などと異なりますので普通感冒と区別されています。 ・インフルエンザウィルスは、ウィルスの抗原性(核タンパク質の性質)により A型、B型およびC型の3タイプに分類されます。 A型は世界的規模、B型は地域限定、C型は普通感冒程度の伝播力となります。 ・症状としては (1)主として上気道(鼻腔、咽頭、喉頭

    もう、見ました?あの張り紙…インフルエンザの〜 : 糖鎖ブログ