日本人の発癌は、胃癌、子宮頸癌などの「発展途上国型癌」が1960年代頃から徐々に減少し、肺癌、大腸癌、乳癌、子宮体癌、前立腺癌膵臓癌の「欧米型癌」が増加しています。 原因として、米やイモなどの摂取量が減り、肉、卵、牛乳などの乳製品の摂取量が増加し、食生活の欧米化と考えられています。米国でも1940年代頃までは、「発展途上国型癌」が多く、その後の経済発展と共に欧米型の食生活が確立し、徐々に「欧米型癌」が多くなりました。従って、癌のタイプの変化は人種の違いよりは、食事内容に依存すると考えられます。 高脂肪食品が胃腸に入ると、それを消化するために大量の胆汁(肝臓→胆のう→十二指腸→腸)が分泌されます。その時に胆汁が腸内の悪玉菌によって発癌物質に変化します。それが便秘などで大腸内に滞留し、その刺激によって癌細胞が発生します。 ところで、女性ホルモン過多の女性は乳癌、子宮体癌などに、男性ホルモン過多
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