前の記事 北朝鮮の鉄道や秘密リゾート等を『Google Earth』で観察 頼み事は右耳から:「左耳と比べて2倍の効果」の理由 2009年6月25日 Alexis Madrigal Image: flickr/THEfunkyman。サイトトップの画像は、イアリングで飾るマサイ族の青年たち。Wikimedia Commons ここはイタリア。人いきれでむんむんする騒々しいダンスクラブで、1人の女性が近寄ってくる。テクノミュージックに声をかき消されないように、女性はぴったりと身を寄せて、あなたの耳元で声を張りあげる。「ねえ、煙草を1本いただけない?」 話しかけられたのが右耳だったら、あなたが煙草を差し出す可能性は、左耳に声をかけられた場合の2倍になる。これが、イタリア[アブルッツォ州]の都市ペスカラのクラブで行なわれた実験で得られた結論だ。 調査員の女性がクラブ客に話しかけたこの実験で、煙草
一部の自閉症患者と同じ染色体異常を持ったマウスを、内匠(たくみ)透・広島大教授(神経科学)らが作成した。自閉症に似た行動をするマウスの報告例はあったが、同じ遺伝的原因を持つ動物は世界初で、自閉症を起こす脳の仕組みの解明や治療法の開発につながると期待される。26日付の米科学誌「セル」に発表した。 研究チームはマウスの受精卵を操作し、この染色体異常を再現した。さまざまなテストで行動を観察したところ、重複した遺伝領域が父親由来だった場合にだけ、他のマウスに興味を示さなかったり、同じ行動を繰り返すといった自閉症患者と似た行動を示した。 内匠教授は「脳のどの部分にどのような異常が起こっているのか解明したい。治療薬や行動療法の開発、効果の確認にも役立つだろう」と話している。
あらゆる細胞や組織になりうるヒトのiPS細胞の研究について、文部科学省は24日、臨床研究開始までの年数など、到達目標を段階別に示した「研究ロードマップ」を発表した。iPS細胞研究には多額の予算が投じられており、実現までの道筋を国民に説明するとともに、治療への早期活用を促すのが狙いだ。 再生医療研究では、まず5年以内に網膜細胞の一種(網膜色素上皮細胞)を使った臨床研究を始める。 心筋梗塞(こうそく)などの治療に使う心筋細胞の臨床研究開始は5〜7年後。前提としてiPS細胞から心筋細胞をつくる技術を3年程度で確立させる。 脊髄(せきずい)損傷などの治療が期待される神経細胞の臨床研究開始は、7年後以降。iPS細胞から神経細胞をつくる技術の確立に2〜4年かける。臨床研究開始の目標が最も先なのは、糖尿病や腎不全の治療に必要な膵臓(すいぞう)や腎臓の細胞で、10年後以降とした。 基礎研究分野では
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く