スペインのパルマ・デ・マジョルカ(Palma de Mallorca)で、非常線を張る警官(2009年8月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/Jaime REINA 【11月18日 AFP】通常の恐怖反応を示さない子どもは、大人になると犯罪を犯しやすくなるとする研究結果が、16日の米医学誌「American Journal of Psychiatry」に発表された。 研究チームは、約1800人の3歳児を対象に、大音量の短い不快音と普通の音とを聞かせる実験を行った。このとき、恐怖への反射作用である汗の分泌などを測定することで、「恐怖条件付け」を調べた。 そして20年後、被験者の裁判記録を調べた。 その結果、被験者のうち23歳までに重罪を犯したのは137人で、このなかに3歳時の実験で正常な恐怖反応を示した者は1人もいなかった。 一方で、23歳までに犯罪を犯したことがないグループでは、実験では正