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ブックマーク / www.nibb.ac.jp (2)

  • プレスリリース - 植物の成長に必要な糖タンパク質をつくりだす酵素を発見 -50年来の謎を解明-

    植物の細胞を取り囲む細胞壁中には、動物には存在しない特殊な糖鎖構造を持つ糖タンパク質が多数存在することが1960年代より知られていました。これらの糖タンパク質には、細胞壁形成時の足場や補強剤としての役割を果たすものや、細胞間で情報を伝えるホルモンとして機能するものなど、植物の成長に極めて重要な分子群が含まれます。これまでにこれらの糖タンパク質にはアラビノースという糖が鎖状に連なって付加していること、および、糖鎖が付加することによってはじめてタンパク質のかたちが正しく維持されることが明らかにされていましたが、アラビノースをタンパク質に付加させるのに必要な酵素は未だ見つかっていませんでした。 今回、基礎生物学研究所(細胞間シグナル研究部門)の松林嘉克教授と大西真理研究員らは、シロイヌナズナの細胞に微量含まれるこの酵素を精製・同定することに世界で初めて成功しました。シロイヌナズナにはこの酵素をコ

    プレスリリース - 植物の成長に必要な糖タンパク質をつくりだす酵素を発見 -50年来の謎を解明-
    Tousa
    Tousa 2013/09/17
    基礎生物学研究所の松林嘉克教授と大西真理研究員らは、シロイヌナズナの細胞に微量含まれるこの酵素を精製・同定することに世界で初めて成功。やわらかい食感の野菜や果物を作り出すなどの応用に期待。
  • マメ科植物の根粒の数を制御するシグナル分子の構造を解明

    ダイズやインゲンなどのマメ科植物は、普通の植物が生育できないような養分の少ない土地でも生育できます。これはマメ科植物が、根粒というこぶ状の器官の中に、空気中の窒素を栄養分として利用する能力を持つ根粒菌という微生物を住まわせているためです。このしくみをうまく維持するために、マメ科植物は環境に応じて根粒の数を調節しているのですが、この調節に関わるシグナル分子については、20年以上も前にその存在が予想されながらも、分子実体は謎に包まれていました。今回、基礎生物学研究所の研究グループ(岡暁研究員、松林嘉克教授、川口正代司教授ら)は、植物内にごく微量含まれるこのシグナル分子を捉え、その構造を解明することに世界で初めて成功しました。この成果は、将来、空気中の窒素を栄養分として利用する能力をマメ科以外の植物にも付与するための基礎研究のひとつとして大きな前進です。この成果は、8月12日に科学雑誌Natu

    マメ科植物の根粒の数を制御するシグナル分子の構造を解明
    Tousa
    Tousa 2013/08/16
    マメ科植物は環境に応じて根粒の数を調節しているのですが、この調節に関わるシグナル分子の実体は、アミノ酸が13個連なったペプチド(小さなタンパク質)で、アラビノースという糖鎖が付加されている事が解明された
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