会員No.◯◯の鈴木です」 会場から笑い声があがる。“あ、しまった”という顔をしながら、名前をフルネームで言い直す。 このやり取りがなぜ盛り上がったか、会場にいなければわからないかもしれない。というのも、この場にいる皆さん、苗字が同じ“鈴木”なのである。 今回私が訪れたのは、静岡県浜松市にある『浜松鈴木さん楽会』の交流会。2010年から定期的に行われている“鈴木さん”同士の交流を図るイベントだ。 この日来ているだけでも、年齢層は大学四年生から最年長は84歳までと実に様々。彼らの共通項は苗字だけ。お互い何を話すのだろうか……。 そもそも浜松市になぜこのような会があるのだろう? 『浜松鈴木さん楽会』事務局代表であり、楽会の創設者でもある鈴木建也さん(会員No.1)に聞いてみたところ、浜松市は日本で一番“鈴木”という苗字の人が多い市だそう。なんと市の人口の約7%の56000人が“鈴木さん”なのだ
![会場はみんな鈴木さん!? “浜松鈴木さん楽会”の交流会 - エキサイトニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/67a864fca2c90bc0a1220ea3d0fe4a5290e76273/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.eximg.jp%2Fexnews%2Ffeed%2FExcite%2Fbit%2F2011%2FE1298973217440_1.jpg)