こんな物語を考えてみた。 深い谷にかけたれた橋。 そこはバンジージャンプの名所です。 ジャンプ台に立ってみると目もくらむような高さ。 スリル好きの人じゃない限り、恐怖で一歩も動けないような場所です。 このジャンプ台の横には立て看板があります。 そこには足に巻きつけられてるゴムの強度が飛び降りたとき十分耐える強度を持っていること。 そして過去に一度も事故が起きていないことが説明されています。 物理的に安全なことが実験により確かめられ、それは統計的にも確かめられていると言うことです。 さて、ここにSさんがやってきました。 Sさんは下を見て怖くなってしまいました。 「絶対に飛び降りたくない!」 さて、ここに科学者がやってきて説明してくれました。 「このバンジージャンプは科学的には安全と言えます。」 周りのギャリーが声を上げました。 「そこから飛び降りられないのは、科学がわかっていないからだ!」