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放射線と被曝に関するTurkoisYuのブックマーク (7)

  • 低線量被曝による鼻血について考える - 赤の女王とお茶を

    ごく簡単ですみませんが、ツイッターよりは多少ましということで失礼します。 まず、事故直後の鼻血は、関東圏の汚染程度であれば、機序からして、被曝による血小板激減や、白血病からのものである可能性は極めて低いと考えられます*1。 いろいろな解説にあるように、被曝で直接血小板が激減するには一般に高い線量が必要ですし、また被曝による白血病が顕在化するには最低数カ月の時間が必要だからです*2。 では、放射性物質と鼻血は関係ないと断言できるか、というと、それも性急すぎると思われます。 まず、前回書いたように、ICRPのとる閾値なしモデルで考えた場合、線量が低くても、大勢が被曝すれば、運悪く一定の被害が出ることが予想されます。 まあこれは大雑把な予測モデルであって、詳しい機序は議論のわかれるところですが、低線量でも大勢が被曝すれば、さまざまな条件が重なって、大きな影響が確率的に出ることがある、とのように考

    低線量被曝による鼻血について考える - 赤の女王とお茶を
  • who 食品の放射線基準値.pdf

    1 放射線の人体への影響について 国立がん研究センター 機能診断開発部 藤井 博史 (平成23年7月8日) 第1回東葛地区放射線量対策協議会 2 放射線被曝 • 放射線が人体に照射されることにより生じる – 外部被曝 • 体外の放射線源からの放射線による被曝 • 被曝線量の評価が容易 空間線量から計算 • 東葛地区の空間線量の実測値 0.65μSv/hour 以下 – 内部被曝 • 体内の放射線源からの放射線による被曝 • 被曝線量の評価は困難 • 被曝線量は体内の放射線核種から推定 3 放射線被曝 – 生物学的影響 • 同じ被曝線量であれば、外部被曝と内部被曝は同等 • 同じ放射線(β線など)を同じ線量で被曝するのであれば、 放射性核種の種類によらない – Cs‐137  半減期 30年   β線のエネルギー 514 keV  – K‐40   半減期 12億年  β線のエネルギー 1

  • 放射線医が警鐘 原発事故による被曝、怖がりすぎて健康被害も - 政治・社会 - ZAKZAK

    福島第1原発事故の長期化に伴い、放射線被曝に対する不安が高まっている。日常的に診療で放射線を扱う東大病院放射線科の中川恵一准教授は、放射線の健康影響を分かりやすくまとめた『放射線のひみつ』(朝日出版社)を出版、放射線を怖がりすぎて必要な物を取らないことなどによる健康被害をむしろ懸念している。4月末に福島県で現地調査も行った中川さんに、今回の事故による健康影響をどうみるのか、話を聞いた。  --放射線による健康影響はどのようなものか  「細胞が死ぬことで、脱毛や白血球の減少、生殖機能の喪失などが起きる『確定的影響』と、DNAの損傷で発がんの可能性が高まる『確率的影響』とがある。確定的影響は被曝量が250ミリシーベルトを超えないと出ないので、今回の事故では一般市民はそこまで至っていない。問題は確率的影響で、年間被曝量が100ミリシーベルトを超えるとがんによる死亡が増えることが分かっている」

  • 声明-ICRPによる放射線防護基準の根本的改悪策動に反対する

    声       明 IRPA第10回広島大会を皮切りとした ICRPによる 放射線防護基準の根的改悪策動に反対する ICRPの改悪の先取り=東海村臨界事故の被曝者切り捨てを許すな 国際放射線防護委員会(ICRP)は、放射線防護基準の根的な改悪策動を進めている。広島で開かれる国際放射線防護学会(IRPA)第10回大会(5/15~19)を皮切りに、その公然たるキャンペーンを開始しようとしている。来日するクラークICRP委員長は5月17日、平和記念公園内の会議場において講演を行い、合意形成に向けた第1歩にしようとしている。 改悪の内容は、①線量限度(公衆1mSv/年、職業人20mSv/年<日は現行50mSv/年>)を廃止し、「政策的・実務的しきい値」に他ならない「対策レベル」(30mSv/年)を導入する。30mSvまではあびるにまかせよ。②さらに集団線量に基づくリスク評価を廃止するというも

  • ベラルーシでの遺伝的影響

    チェルノブイリ原発事故によるベラルーシでの遺伝的影響 ゲンナジー・ラズューク,佐藤幸男*,ドミトリ・ニコラエフ, イリーナ・ノビコワ ベラルーシ遺伝疾患研究所(ベラルーシ),*広島文化女子短期大学 チェルノブイリ原発事故で放出された放射能により,ベラルーシ,ロシアウクライナの数多くの住民が被曝し,その影響が遺伝的な損傷,とりわけ染色体の異常として現れていることは多くの研究結果によって示されている1,4,6.染色体異常の増加は,不安定型と安定型,また染色体型と染色分体型といった,いずれのタイプの異常にも認められている4,7,8.(放射線被曝に特徴的な)2動原体ならびに環状染色体といった異常とともに,化学的変異原にも共通するその他の染色体異常の増加が認められていること6,9,また実際に観察された染色体異常の頻度が被曝量推定値から計算されるものより大きいこと4,5が明らかとなっている.これらの

  • 【正しく恐れる放射線】佐々木康人氏「被害」と「利益」勘案を - MSN産経ニュース

    クリックして拡大する日学術会議緊急講演会「放射線を正しく恐れる」で講演する佐々木康人氏=1日、東京都港区の日学術会議(矢島康弘撮影) ICRPは国際放射線医学会(ICR)の委員会として1928年の設立当初、放射線を扱う医療従事者の安全を確保するために放射線防護に関する勧告を行った。しかし、科学技術の進歩や大気圏核実験による放射性物質の放出などを受け、公衆の被曝や医療被曝を含むすべての被曝を対象にした防護基準の策定にあたっている。 最新のICRPの防護基準(2007年)は、3つの原則に基づいている。 第1には、個人や社会の利益が被害を上回るときにだけ被曝が正当化されること。第2は、被害と利益の両方を勘案し、リスクの総和が最も小さくなるように防護活動を最適化すること。 そして第3は、平時には個人の被曝線量に限度を設定すること。 緊急時には、単に線量を低減することだけでなく、さまざまな要因を

  • 低線量被曝の危険性に関する知識はまだ不十分 :: Nature News

    Nature Japan » Nature » Nature 特別翻訳記事 » Nature News: We Don't Know Enough about Low-Dose Radiation Risk Nature 2011年4月5日オンライン掲載 | doi:10.1038/news.2011.206 低線量被曝の危険性に関する知識はまだ不十分 低線量被曝が健康に及ぼす長期的危険性については、いまだにほとんどわかっていない。合理的な判断の根拠となる知識を得るには、低線量被曝に関する集団研究と発がん機構に基礎研究を組み合わせていく必要がある。 David J. Brenner 震災以降、福島第一原子力発電所では、損傷した原子炉からの放射性物質の放出が続いており(Nature 2011年3月31日号555ページ参照)、人々は不安を感じている。事故現場で働く原発作業員はどの程度の危険にさ

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