6月26日(日)に東京大学農学部フードサイエンス棟で開催されました 「食の安全と安心フォーラム シリーズ第3回」で、 当NPO理事長の山崎が話しました内容を少しご紹介いたします。 講演タイトル:「食品の放射能汚染による健康影響のエビデンス」 日本は世界で唯一の核被爆国である。 それでなくとも放射線に対して恐怖感をいだいている市民は多かったことが察せられる。 本年3月11日に発生した東北大震災による福島原発事故がそれに追い討ちをかける形となり、原発から漏出し続ける放射性物質が人々の不安をさらに助長することとなった。 原発事故後、食品を介した放射性物質の健康への影響については、3月17日から厚生労働省が食品衛生法に基づいて原子力安全委員会の定める指標値を暫定的な規制値とし、続いて食品の出荷制限・摂取制限を各都道府県に通知した。 その後、内閣府食品安全委員会で数回の専門委員会を開き、当面この暫定