『男色比翼鳥』巻6の13の続きだよ! 取り上げて欲しい作品やテーマは引き続き募集中だよ! ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しております。 男色比翼鳥 6巻. [6] - 国立国会図書館デジタルコレクション ※画像はクリックすると拡大します。 【前回のくずし字クイズの答え】 わかれて久しき比翼鳥(ひよくのとり)柳(やなぎ)の枝にとまりしを 【原文】 面白き詮索(せんさく)、斯(か)ゝる東(あづま)に都(ミやこ)若衆は珍しゝ。 然(さ)らば面々、粋筒(すいづゝ)持たせ、そこら辺りを騒(ぞめ)き歩き、見当たり次第に彼の若衆を奪い取らん。 此の儀、尤も然るべし。」 と善をバ嫌(きろ)う溢(あぶ)れ者、我先にと座を立ちぬ。 奥村・山田・市川は、両人の少年を連(つ)れ、梅若(むめわか)の古関(こせき)を詠(なが)め、一入(ひとしを)哀(あハれ)を催す折から、別