●IntelのCPU戦略を根幹から揺るがす Intelに襲いかかった「キャニバリゼーション (Cannibalization:共食い現象)」は、同社のCPU事業の根幹を揺るがしつつある。低コストかつ低消費電力のAtom系CPUが、PC向けCPUの市場を侵食することで、Intelの利益を減らす可能性があるからだ。最悪の場合、非PCの新市場を切り開くというAtomの目的は達成できずに、単にIntelの市場でPC向けCPUをAtomに置き換えるだけで終わってしまうかもしれない。 現在の状況は、9カ月ほど前の記事「ムーアの法則がIntelに逆襲する~Nettop/Netbookの脅威」の中で予測した“バッドシナリオ”を予感させる進み方をしている。この時の記事では、AtomがIntelにとっての新市場を拡大することができず、既存のPC向けCPUを脅かしてしまうというシナリオを予測した。今、日本など一
8月5日(現地時間)発表 米IBMは5日(現地時間)、Canonical、Novell、Red Hatなどと協力し、「脱Microsoft PC」を2009年までに10億台提供する計画を発表した。 リリースでは、経費のかかるWindows OSおよびMicrosoft Officeに代わる経済的な製品が市場で必要とされており、Linuxを採用することで、PCベンダーにとっても収益性が向上するとしている。また、企業においてWindows Vistaの採用が遅れていることも、Linux普及に拍車をかける契機となっているとしている。 この計画では、各ディストリビュータのLinuxと、IBMのLotus Notes/Symphony/Sametime、および各パートナーのアプリケーションなどを最初から組み込んで、ユーザーの用途や業務形態に合致したソリューションとして設計/販売する。 【お詫びと訂正
「ワールド・コミュニティ・グリッド」のプログラムが動いている状態のPC。下に表示されている棒が計算の進行状況を示している 6月30日、秋葉原電気街振興会とNPO法人 産学連携推進機構、日本アイ・ビー・エムは共同で、秋葉原にあるPC販売店5社の展示用PCを、IBMが全世界で進めているワールド・コミュニティ・グリッドによりワシントン大学の研究活動に利用するキャンペーンをスタートした。それにともない、報道関係者向けにキャンペーン概要を説明した。 今回のキャンペーンは、6月30日から7月6日までの一週間、石丸電気 本店、オノデン本店、ソフマップ 本館、ソフマップ パソコン総合館、九十九電機 パソコン本店、九十九電機 ツクモDOS/Vパソコン館、九十九電機 ツクモex.、ラオックス本店の展示用PC計100台を使って、従来よりも強い抵抗力をもち、大量収穫が可能で、栄養価が高い新種のコメを作るための計算
日本ギガバイトユナイテッドは20日、同社のイメージキャラクターとして、新たな「ギガバイ子(中国名:技嘉仙子)」を発表した。 ギガバイ子は2003年に、日本における製品の販売促進活動の一環として登場し、さまざまな方面でGIGABYTE製品の機能紹介などをしてきた。2007年7月にギガバイトユナイテッドが設立してから、「しばらくの充電期間を経て、さらにパワーアップして帰ってきた」という。 デザインは若干変更されており、GIGABYTEの文字をあしらったリボンで髪を束ねているほか、同社のイメージカラーであるブルーのチャイナドレスの胸元にも、GIGABYTEの文字が刺繍された。今後はユーザーサポートおよび自作PCライフの提案などの活動に務めるという。 同社は2007年3月に、ギガバイ子に続く「超耐久コンデンサくん」をイメージキャラクターに採用しており、ギガバイ子はしばらく姿を見せなくなっていた。
■元麻布春男の週刊PCホットライン■ 6月末でWindows XPの一般販売が終了 ~“ULCPC”には限定でXP Homeを提供 5月も下旬となり、いよいよWindows XPの販売終了が近づいてきた。 MicrosoftはWindows XPの販売期限を6月30日と設定している。これを踏まえてWindows XPプリインストールモデルの受注を終了、または終了を告知するベンダが現れている。なお、ULCPC(Ultra Low Cost PC:超低価格PC)向けなどは一部例外があるので後述する。 すでにデルはオンラインストアでの受注を5月26日で終了しており、電話による注文受付も6月2日で終了となる。レノボも自社の直販サイト(レノボ・ショッピング・ページ)におけるWindows XPライセンスモデルの販売を6月5日をもって終了するとしている。もちろん他社も例外ではなく、6月中にWindow
9月30日発売 価格:9,980円 昌屋有限会社(M-S-Y)は、米国の周辺機器メーカー「Razer」のレーザーマウス「Copperhead」を9月30日より発売する。同社直販ページで予約を開始しており、価格は9,980円。 2,000dpiのレーザーセンサーを搭載するUSB光学マウス。ゲーマー向け仕様のマウスとされ、1,000Hzのポーリング能力、1msのレスポンスレートを実現した16bitデータチャンネルを搭載。7,000fpsのスキャン性能を誇る。 また、通常のマウスでは、マウスの静止時にスリープ状態になり、スキャン性能が低下するのに対して、Copperheadでは、センサーが常時フル機能する「Always-On」機能を搭載。これにより、高速なレスポンスを維持できるという。 そのほか、「On-The Fly Sensitivity」と呼ばれるドライバを組み込むことで、アプリケーション
6月23日(現地時間)、MicrosoftはWinFSの開発中止を表明した。 形式こそWinFSチームのブログによるWinFS情報のアップデートであるものの、その内容はWinFSを単体のコンポーネントとして提供する計画はなくなった、というものだ。WinFSの開発工程において得られた技術は、将来提供されるSQL ServerやADO.NETに応用されるものの、「WinFS」という1つのソフトウェアパッケージとしてリリースされることはもはやない。 もともとWinFSは、次世代Windows(今のWindows Vista)に採用される将来のファイルシステムとして考えられたものだ。当初のWinFSの構想ではWindows自身を含むすべてのデータが、SQLベースのデータベースに置かれるという野心的なプロジェクトだった。その後、WinFSはNTFS上にインプリメントされることになり、同時にWindo
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