大阪府警南署は13日、大阪・ミナミの繁華街で飲酒運転したとして道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕したお笑い芸人、ガリガリガリクソン(本名・坂本祐介)容疑者(31)=大阪市北区=を釈放した。同署は「勾留の必要がないと判断した」としており、今後は任意で捜査を続ける。容疑が固まり次第、書類送検する方針。 坂本さんは釈放後、同署前で報道陣に深々と頭を下げ、「社会の信頼を大きく裏切ってしまい、破ってはいけない法を破ってしまい、申し訳ございませんでした」と謝罪した。 飲酒運転については、「状況的に私が運転したとしか考えられない」と認めたが、「運転した記憶が全くない。飲み屋で友達と飲み、濃いめのハイボールを5、6杯飲んだまでは覚えているが、警察に保護されるまでの足取りは覚えていない」とも話した。 坂本さんは当面、自宅謹慎するとみられ、芸能活動を続けるかどうかは「追って判断します」とした。