豪クイーンズランド州のリチャード・アンダーウッド自然保護区で撮影された、キタケバナウォンバットの母子(2017年7月19日公開、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Queensland Department of Environment and Heritage Protection (EHP) / Handout 【5月11日 AFP】オーストラリアに生息する有袋類ウォンバットの一部種では、交尾行動の一環として相手の尻を強くかむ行為が頻繁に見られることが分かった。研究者らが10日、発表した。ウォンバットの交尾行動についてはこれまであまり知られていなかったため、今回の研究成果は、絶滅危機にある一部ウォンバット種を救うものとなるかもしれない。 ミナミケバナウォンバットの繁殖パターンを観察した研究者らは今回、交尾の準備ができた雌は動きが活発になり、最も繁殖力の旺盛なときに雄の尻をかむ行為