日本学生支援機構が、貸与型奨学金の受給者の男性に対し、延滞金など約240万円の支払いを求めた訴訟の控訴審判決で、東京地裁は27日、全額の支払いを男性に命じた一審・東京簡裁判決を取り消し、機構の請求を棄却した。松村徹裁判長は、当時の担当者が権限もないのに延滞金の免除を約束していたと認定。機構からの請求は許されないと判断した。 判決などによると、男性は1980〜87年、機構の前身の日本育英会から高校、大学分の奨学金約175万円の貸与を受けたが、母親の病気などで困窮して支払いが滞り、延滞金が発生。03年ごろ担当者から「元金を支払えば延滞金は免除する」と言われたという。男性は大学分の元金の返済を終えたが、04年に発足した機構は「免除の合意はなかった」として、延滞金などを請求した。 男性の代理人で、奨学金問題対策全国会議の事務局長も務める岩重佳治弁護士は、「育英会はかつては柔軟に対応していたが、機構
IT世界の技術は日進月歩、ものすごいスピードで進化していくといわれます。さまざまなIT用語が登場しては後ろに飛び去っていきます。わずか数年前の言葉なのに、今聞くとなぜか「遠い目」になってしまうことがありますね(笑)。今回は、そんな「懐かしIT用語」を集めてみました。 ■テレホーダイ ネット接続は主に普通の電話回線、従量課金制がメインの料金形態だった時代の用語。深夜早朝の時間帯(23時〜翌日8時)に限って、利用時間にかかわらず料金が定額で安く済むというサービスです。「テレホ」と略称で呼ばれ、その時間帯にはネット接続が集中するという現象が起きました。ちなみにテレホーダイはまだサービスとして存在します。 ■Web2.0 「ウェブの新しい利用法を指した言葉」で「情報の送り手と受け手が流動化し、誰もが情報の発信者になれる状況のこと」だそうです。この言葉が登場した2005年のころから意味が分からなかっ
「動画上に見る側のリアルタイムコメントを表示」という双方向型システムを軸に、「ニコニコ動画」(ニコ動)や「ニコニコ生放送」(ニコ生)などのサービスを有する「niconico」が、今年3度目の大型イベント「ニコニコ超会議3」(ニコ超)を開催した。いまやサブカルチャーの一端を担う一大祭典に、満を持して(?)あのNTTが本格参戦。お固いイメージで見られがちなNTTが、ネット社会を縦横無尽に動く10〜20代の来場者相手にどんな秘策を講じたのだろうか。ウケたのか、それとも……。 首相もふなっしーも大相撲も巨人も進撃する「ニコ超」とは? まずは、niconico&ニコ超についてのおさらいをしておこう。リアルタイムコメントで表現する側と見る側の垣根を取り払ったニコ動・ニコ生は、素人ユーザーのオリジナル番組や自作曲、「歌ってみた」「踊ってみた」動画の発表などで、多数のムーブメントを生み出している。いまや世
絶滅の恐れがある淡水魚「ミヤコタナゴ」を無許可で譲り受けたなどとして、警視庁生活環境課は14日、種の保存法違反と文化財保護法違反容疑で、いずれも東京都荒川区に住む会社役員(60)の男ら3人を書類送検した。同課によると、3人は容疑を認めているという。 送検容疑は平成24年5月、国の許可を得ずに、別の会社役員(54)から知人男性(66)を通じてミヤコタナゴ28匹を無償で譲り受けたなどとしている。 ミヤコタナゴは関東近県に生息するが、繁殖が困難とされ、昭和29年に天然記念物、平成5年には絶滅の恐れのある国内希少野生動植物種に指定された。 譲り受けた会社役員は専門書や熱帯魚店の助言などを参考に繁殖に成功し、28匹は1121匹に増加。25年7月、文化庁に「増えすぎたので引き取ってほしい」と連絡して発覚した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く