2020年12月22日のブックマーク (3件)

  • No.244 穀物を家畜でなく人間が直接食べれば,世界の人口扶養力が向上 | 西尾道徳の環境保全型農業レポート

    ●問題意識の背景 作物に対する需要は,世界の人口増加と,所得増加にともなう事の量的および質的変化(穀物主体の事から,畜産物割合の増えた事への変化)にともない,2050年には,2005年を基準年として60〜120%増加すると,研究者によって推定されている。しかし,この推定のベースには、畜産物の摂取割合の増加が濃く影を落としている。人間のべられる作物を人間が直接べずに,餌として家畜に与えてから畜産物としてべるのは非効率的で,熱量ベースでは,飼料の熱量のうち畜産物に保持される比率は平均すると約10%にすぎないからである。これに加えて,トウモロコシ,サトウキビなどをバイオ燃料に仕向ける量も増えてきており,2010年には,世界の作物生産量の6%を占める4億6000万トンのトウモロコシとサトウキビが,バイオ燃料に仕向けられている。 こうした,飼料やバイオ燃料への作物の利用が今後ますます増え

    No.244 穀物を家畜でなく人間が直接食べれば,世界の人口扶養力が向上 | 西尾道徳の環境保全型農業レポート
  • 世界中の人々が愛する「動物の肉」が抱えている問題点とは?

    by pulaw 近年では世界中で多くの人々がステーキやハンバーガー、バーベキューなどで鶏や豚、牛などの肉を好んでべています。昔はそう簡単にべられる材ではなかった動物の肉は、21世紀においては簡単に手に入る材となっています。そんな動物の肉をべることの問題点についてまとめられたムービーが、YouTubeで公開されています。 Why Meat is the Best Worst Thing in the World 人々はステーキやフライドチキン、ソーセージなどの肉を使った料理が大好きです。 しかし、わずか数十年前までは肉といえば貴重な材であり、特別なごちそうとしてべられることが多かったとのこと。 動物の肉を生産するには、非常に多くのエネルギーを必要とするため…… 肉をべることは地球の資源をべることを意味します。 人間は料を得る目的で多くの家畜を飼育しており、23億羽の鶏に

    世界中の人々が愛する「動物の肉」が抱えている問題点とは?
  • 食肉文化はいずれ廃れる

    味も栄養も良い、肉の代替品が工場で生産されるようになる。 実際アメリカではそのような商品は肉を嫌がる人達に浸透してきている。 実物と遜色ないのであれば、肉をべる必然性が無くなる。 今は大義名分があるものの、肉をべなくても良いならば、動物の命を奪う意味がない。 原料となる動物を飼育するなど、一定の畜産は行われるかも知れないが、規模は大幅に縮小するのではないだろうか。 文化だから、技術が発達してもすぐに切り替わることはない。自分が生きているうちにはそんな事にはならないだろうが、数百年もしないうちにそういう時代が来るだろう。 いつの日か、「昔の人は動物を殺してべていた」ことが驚きをもって知られることになる。 獣がスマートフォンを扱うような風刺画でも描かれるのではないか。

    食肉文化はいずれ廃れる