第2回ではソフトウェア開発プロセスとSLCPについて詳しくみていきます。 ソフトウェア開発プロセス概要 ソフトウェア開発プロセスは、要件定義、設計、コーディング、テストといったプロセスについて、計画通りの期間・品質で実行することを目的としています。ソフトウェア開発プロセスは、1960年代後半頃からその概念が生まれ、1980年代に「ウォーターフォール」「スパイラル」といった代表的なものが考案されました。近年ではさらに新しい「アジャイル型」なども使われ始めています。 代表的なソフトウェア開発プロセス ここで、代表的なソフトウェア開発プロセスをいくつかみていきましょう。最初はウォーターフォールモデルです。図が示しているように、水が上から下に流れるようにプロセスが移っていきます。SLCP もこのウォーターフォールモデルに基づいています。 ウォーターフォールモデルを説明する際に、V字モデルとして図示