1998年7月、夏祭りで提供されたカレーライスに毒物が混入され、4人が死亡した「和歌山カレー事件」。容疑者として逮捕された林眞須美は無罪を訴えるも、2009年に死刑が確定した。だが、この事件の鑑定結果には不正も指摘されており、「冤罪ではないか」との声も少なくない。当時、映像編集者としてこの事件に携わった宮村浩高氏の悔恨の手記。 【関連書籍】2021年8月に発売された『鑑定不正――カレーヒ素事件』(河合潤・日本評論社)。分析化学の第一人者がカレーヒ素事件の鑑定不正を解明した驚愕の1冊 連日、テレビで流された“悪女”のイメージ1998年7月25日。和歌山県和歌山市園部地区で行われた夏祭りで、提供されたカレーライスを食べた67人が次々と倒れ、うち4人が死亡するという事件が発生しました。 当初私たちは、単なる食中毒として報道していました。しかし、死者が出てくるなどしていく中で、「これは単なる食中毒
最近 GNU Emacs 関連の諸々をいろいろ見直していてしみじみ思ったのだが、やはり Emacs は一通り使えるようにするまでがめんどくさいですな。昔に比べればインストール自体は簡単になったが、そこから先がよく分からない。素のままの Emacs はかなり使いにくい代物で、VSCode あたりに慣れた今の目からすると、見ため的にもちょっとしょぼい。設定を解説するウェブページ等はいくらでもあるのだが、何せ約40年の歴史があるソフトウェアで、おまけになんだかんだ言って結構活発に開発が続いているので、解説といっても内容が古くなっていることが多く、混乱に拍車を掛けている。そのあたりが人々を Emacs から遠ざけているとしたら残念なことである。 近年は Doom Emacs や Spacemacs といった設定フレームワークがそのへんを補おうとしているようだが、個人的な好みで言えば、これらはちょっ
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は2022年12月17日から23日までの7日間について集計し、まとめた。 先週のアクセストップは、デジタル庁がマイナンバーカード普及キャンペーンにアニメ「SPY×FAMILY」を採用したことに対して、「スパイに個人情報を握らせるとは何事だ」「メインキャラが経歴詐称してるんだが」などツッコミが入っている――という記事。 河野太郎デジタル大臣によると、「10代20代・子供のいる40代の普及が遅れている」ため、その世代に訴求する方法として同作を選んだという。 ちなみに筆者は、申請しようかなあ……と思っているうちに年末を迎えてしまった、典型的な“子どものいる40代”だ。「マイナポイント第二弾」の期限が来年2月末までに延長されたことにホッとしているが、その
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