沖縄が将来、日本の「避暑地」になる? 沖縄気象台が沖縄と国内4都市の気温を比べたところ、8月の1~31日の最高気温を平均すると、大阪や福岡が、那覇や石垣島より0・5~1・9度高くなった。地球温暖化が進んだ2100年夏、北海道・札幌の最高気温が那覇を上回るという予測もある。暑いイメージがある沖縄だが、温暖化が進めば、本土のほうが暑い日が増える可能性がある。(学芸部・又吉嘉例) 気温や降水量などの気象データについて過去30年間を平均した値を「平年値」といい、「平年並み」や「平年より高い(低い)」など、その時々の気象の評価基準として使われる。8月の日最高気温を1カ月間で平均した平年値(1991~2020年)は那覇31・8度、石垣島32度だったが、大阪は33・7度、福岡が32・5度と、それぞれ沖縄の2地点を上回った。 本土が暑くなっている傾向は、最高気温が35度以上の「猛暑日」の年間発生日数にも現
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