エスカレーターを「歩かず立ち止まろう」と安全利用を呼びかけるキャンペーンが7月22日から、全国の鉄道事業者や空港・商業施設、一部の自治体ではじまった。 エスカレーターの片側を歩行用にあける習慣「片側空け」についても、障害者や高齢者に限らず、さまざまな事情で手すりをつかまないといけない人もいるため、危険な事故につながる場合もあるとしている。 埼玉県や名古屋市などの自治体によっては、罰則こそないものの、条例で「立ち止まった状態でエスカレーターを利用しなければならない」と義務付け、左右両側に立ち止まることを推進している。 とはいえ、東京や大阪などの都心などでは、今もエスカレーターを片側空けにする習慣が存在し、ひどいときには後ろから来た人に「どけ」と言われることもある。 SNSでは、片側を空けずに立ち止まっていると、下から「どいて」「急いでいるのですみません」と言われたという投稿が少なくない。また