地元警察と衝突する反政府デモ参加者=12日、アルメニア・エレバンの国会議事堂前/Karen Minasyan/AFP/Getty Images (CNN) 旧ソ連構成国であるアルメニアのパシニャン首相は12日、同国がロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」から離脱することを確認し、同盟諸国がアゼルバイジャンと共謀してアルメニアに対する戦争を企てていると非難した。 パシニャン首相は数カ月にわたり、CSTOがアゼルバイジャンの再攻撃からアルメニアを守れなかったと非難し、ロシアが安全を確約しなければ同盟を離脱し、米国や欧州連合(EU)との連携を深めると脅した。 ソ連崩壊後、アルメニアとアゼルバイジャンは自治州だったナゴルノ・カラバフをめぐって2度の戦争を繰り広げたが、アゼルバイジャンは昨年9月に武力で同地域を完全に奪還した。ロシアは昔からアルメニアと同盟関係にあるが、両国の関係は
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