学校のトイレにカメラを設置したとして、福井県警は7日、建造物侵入と県迷惑行為防止条例違反の疑いで同県坂井市、教諭南出龍哉容疑者(30)を逮捕した。 逮捕容疑は3日ごろ、県内の学校のトイレ内にビデオカメラを設置した疑い。県警によると、大野署に学校関係者から被害の届け出があった。 福井県教育委員会によると、南出容疑者は大野市にある県立奥越明成高の教諭。県教委は「極めて遺憾。事実関係を詳細に把握した上で厳正に対処する」とのコメントを出した。
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学校のトイレにカメラを設置したとして、福井県警は7日、建造物侵入と県迷惑行為防止条例違反の疑いで同県坂井市、教諭南出龍哉容疑者(30)を逮捕した。 逮捕容疑は3日ごろ、県内の学校のトイレ内にビデオカメラを設置した疑い。県警によると、大野署に学校関係者から被害の届け出があった。 福井県教育委員会によると、南出容疑者は大野市にある県立奥越明成高の教諭。県教委は「極めて遺憾。事実関係を詳細に把握した上で厳正に対処する」とのコメントを出した。
昆布でできた“切符”を手に敦賀に来て―。3月の北陸新幹線敦賀開業が迫る中、福井県敦賀市は新幹線乗車券とほぼ同じサイズの記念グッズ「昆布切符」を制作した。食用素材で印字し、だしをとるのも可能。沿線都市で配布する。持参すると市内施設で特典がもらえるとあって、受け取った人を敦賀の旅へといざなう。 敦賀は江戸、明治時代に北前船で北海道から昆布が運ばれ、昆布の加工技術が発達。特産「手すきおぼろ昆布」の全国シェアは80%を超える。首都圏や北陸新幹線沿線自治体でのプロモーション事業に活用しようと、伝統の昆布に着目した“史上初”のグッズとして制作した。 縦5・7センチ、幅8・5センチと新幹線乗車券とほぼ同じ大きさ。大きな「敦賀」の文字や、北陸新幹線敦賀―東京間の距離にちなんだ「580km区間」が白く印字されている。今月9、10日は長野市の「長野灯明まつり」、12日はさいたま市の「さいたまマラソン」会場に設
▼三段階渡来説 一方、日本列島人の形成について斎藤さんは、二重構造モデルを修正した「三段階渡来説(三重構造モデル)」を提案している。 第一段階は旧石器時代から縄文時代中期に、ユーラシア大陸各地から狩猟採集民が渡来した。 第二段階は縄文後晩期の渡来人の波。大陸沿岸の漁業を中心とした「海の民」が日本列島に移住した。北部と南部にはほとんど影響がなかった。 第三段階は弥生時代以降。前半に朝鮮半島を中心に大陸から遺伝的に少し異なる人々が渡来。九州北部に水田稲作をもたらした。後半(古墳時代以降)は引き続き大陸から渡来民が到来し、列島中央部の政治の中心が九州北部から現在の近畿地方に移った。北海道北部にはオホーツク文化人が渡来し、第一段階の渡来人との混血が進みアイヌが形成されたとの説だ。 また、第三段階で列島中央部に中心軸が形成され、北陸など周辺部分との「うちなる二重構造」が生じたと考えている。 今回のプ
私たち日本人はどこから来て、どう発展を遂げてきたのか―。その謎をDNAの情報に基づく最新研究で解明しようとするプロジェクトが進められている。「ヤポネシアゲノム」と名付けられた文部科学省の新学術領域研究だ。その領域代表を務める国立遺伝学研究所の斎藤成也教授(福井県出身)に、これまでの歩みや成果、今後の展望を聞いた。 ▼飛躍的発展 日本人のルーツに関しては、今から30年前に、人骨の形態から人類学者の埴原和郎氏が提唱した「二重構造モデル」が定説になっている。 旧石器時代に日本列島に東南アジアから人々が移住し、子孫が縄文人となった。弥生時代になると北東アジアから渡来した人々が縄文人との混血を繰り返し、現在の日本人集団の基礎ができた―とする考え方だ。 ただ、縄文と弥生の2大要素の源流については諸説あり、よく分かっていなかった。 そこで登場したのが人骨や歯のDNAを調べる研究だ。現代人と古代人のゲノム
福井県坂井市にある観光名所・東尋坊の岩場を毎日のように自殺企図者がいないかパトロールしていますが、人工知能と言われているAIに人生が狂わされてしまったという、これまでにはない恐ろしい事案が二件ありました。 今年6月19日の午後6時ごろのことです。某芸術学科の大学1年生で10代後半の女性が東尋坊の岩場最先端に座り込み考え事をしていたのです。そこは場所が場所だけに不審に思い声を掛けたところ、急に泣き出したため抱きかかえて相談所まで来てもらいました。 そして話を聴いたところ、こう打ち明けてくれました。「高校時代にイラストの絵を描いて全国表彰を受けたことがあり、高校時代の先生に推奨されて芸術大学に入学しました。しかし大学生活を送って3カ月、授業にAIが導入されており、そのすごさと恐ろしさを体験しました」。 それは、描こうと思ったテーマを入力するだけで簡単に素晴らしい絵が描かれてしまうのと、授業の研
世界初となる次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」を製造する電池メーカーAPB(本社福井県越前市庄田町、堀江英明社長)はこのほど、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコと、同電池の共同開発に向けて連携することで基本合意した。APBは越前市の武生工場で大規模量産化の技術確立に取り組んでおり、堀江社長は「世界最大の総合エネルギー企業との連携は技術革新を加速させ、世界展開に向けて将来的な(石油由来の)樹脂素材の供給源の確保にもつながる」と強調した。 全樹脂電池は、リチウムイオン電池の主要な構成要素である集電体などを、金属ではなく樹脂に置き換えたもの。従来品と比較してモジュール(組電池)当たりのエネルギー密度が高く、発火リスクも低い。製造工程も従来に比べてシンプルで、大規模量産化できれば製造コストを低減できるという。 APBは2021年5月に武生工場を開所し、今年1月には本社を東京から移した。
「現在の科学的知見からは地震の確度の高い予測は難しいと考えられており、日頃から備えておくことが大切。エリアで見た場合、新潟から神戸にかけて、ひずみの蓄積速度が速いと言われている帯状の領域『新潟―神戸ひずみ集中帯』がある。集中帯は両側(東西)からギューっと押されて地殻がひずんでいるが、福井県の大部分がこの領域に入っている。過去に新潟地震(64年)、兵庫県南部地震(95年)、新潟県中越地震(2004年)など大きな地震が度々発生し、福井地震もその一つ」 「福井県は、福井平野東縁(とうえん)断層帯や柳ケ瀬(やながせ)・関ケ原断層帯、嶺南の野坂・集福寺断層帯、三方・花折(はなおれ)断層帯など主要な活断層も多い。また、遠くで起きた地震が福井に被害をもたらした例もある。1944年の東南海地震、いわゆる南海トラフの地震では、福井県内でも家屋に被害が生じた」
住宅や畑に出入りする橋、管理者不明なら維持管理義務は誰にある? 坂井市の川に架かる10本「県か市の管理だと思っていた」の声も JR春江駅の南東にある福井県坂井市春江町の一画。集落内の道路に沿って流れる磯部川に、長さ数メートルの橋が連なるように架かっている。いずれも住宅や畑、事業所に出入りする通路となっていて、駐車場代わりにして止めてある車もある。 県三国土木事務所が2017年時点で「管理者不明橋」にリストアップした11本のうち、この一帯の橋は10本。1965(昭和40)年の新河川法の施行より前に造られたとみられ、経過措置の“みなし許可橋”の対象らしい。 橋の奥にある住宅に約50年前から住んでいるという70代の女性は「住み始めたころには、もう橋があった。この橋がないと家に入れないでしょ」。橋をよく見るとコンクリートにひびが入っているような部分もあるが、女性はあまり気にしていないようだ。 ⇒福
福井県内の26カ所に“謎の少年像”が点在しているという記事を福井新聞で掲載したところ、調査報道「ふくい特報班」(通称・ふく特)に多くの情報が寄せられた。主要道路沿いに休憩スペースを整備する県の1980年代後半の事業で、数年かけて約40カ所に像を建てたという県職員OBの有力証言が得られた。おおい町と南越前町で新たに2体の像も見つかった。 ⇒半袖、半ズボン姿の謎の少年像が福井県内に26ヵ所 空間に彩り? 少年像はいずれも高さ約50センチで約1メートルの台座に立つ。半袖半ズボンのオーバーオール姿で、台座には「ひとやすみ」「水辺のいこい」といった文字が刻まれている。 県道路維持課(当時)の安全施設係長だった80代の男性や、総務係長だった70代の男性らOBの話を総合すると、少年像は県の「沿道スペース美化事業」で三十数年前に設置したとみられる。交通事故の急増が社会問題化していた当時、県管理の主要道路に
定点カメラに写っていたヌートリアとみられる生き物=2021年10月15日午後11時20分ごろ(日本女子大学理学部・深町昌司教授提供) 国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されている福井県敦賀市樫曲の中池見湿地に、生態系に影響を及ぼす恐れがある特定外来生物「ヌートリア」が侵入している可能性があることが5月20日までに分かった。特徴的なふんが見つかったほか、定点調査カメラにヌートリアとみられる動物が複数回撮影されていた。市はおりを設置し、捕獲に乗り出した。 ヌートリアは南米原産のネズミの一種で、体長40~60センチ。流れの緩やかな河川や湖、湿地などの水辺に生息する。県外では水生植物を壊滅させたり、大型二枚貝ドブガイを大量捕食したりといった食害例がある。福井県によると若狭町、小浜市、おおい町、高浜町で生息が確認されており、捕獲もされている。敦賀市ではこれまで捕獲や写真撮影などによる生息確
2020年度に福井県精神保健福祉センター(ホッとサポートふくい)=福井市=に寄せられた相談は過去最多の6402件に上り、21年度はさらに上回る見通しで、年々増加している。特に男性の相談が目立ち、担当者は「新型コロナウイルス禍で飲み会などストレス発散の場が少なくなったことも一因」と話す。 電話による相談が大半で、同センターは20年度に相談員を1人増やし、2人体制で対応しているが「ひっきりなしに電話が鳴る状態」と話す。 以前は男女差はほとんどなかったが、20年度は男性が3912件(前年度比841件増)で、女性の2490件(前年度比413件増)を大幅に上回った。内容は家族や職場の人間関係に関する相談が多いという。男性が匿名で利用できる窓口が少ないことも要因の一つという。 ⇒ハーブティー、不調の予防にも効果…福井県内の専門家にお薦めは 新型コロナ関連の相談も男性が女性の約3倍という。昨年11~12
福井県内に謎の少年像が点在している。いずれも半袖、半ズボンのオーバーオール姿。台座に刻まれた文字にちなみ「ひとやすみ坊や」などと呼ばれ、これまでに小浜市など6市5町の26カ所で見つかっている。正面下部に「福井県」と書かれたプレートがはめ込まれているが、正体は不明だ。 少年像は高さ約0.5メートルでブロンズ製とみられる。約1メートルの台座に立ち、両手を腰に当て上を向いて口を開けた像と、目の上に手をかざし遠くを眺めている像の2種類が確認されている。道路沿いの空き地やミニ公園、展望台の一角に整備されているケースが多い。 台座正面には文字が刻まれている。▽ひとやすみ(小浜市、福井市、坂井市、勝山市、大野市、永平寺町、南越前町、若狭町)▽紺碧(こんぺき)(小浜市、若狭町、高浜町)▽水辺のいこい(大野市、池田町)▽鳥の声(鯖江市)▽山河と親しむ(池田町)▽谷間のやすらぎ(大野市)▽やすらぎ(南越前町)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が13年ぶりに行っている宇宙飛行士の募集に、福井県鯖江市の小学生が“挑戦”した。応募資格は満たしていないが、宇宙への夢を伝えたいと書類を郵送。JAXAから将来へのエールやアドバイスのメールが届き、「応援されているような気持ちになった」と喜んでいる。 児童は鯖江市神明小2年の大森陽生(はるき)君(8)。3歳のときに訪れた県児童科学館で宇宙に興味を持ち、2021年に中学生レベルの天文宇宙検定3級に全国最年少の6歳で合格。福井県が主導した超小型人工衛星「すいせん」の打ち上げも熱心に応援した。 ⇒太陽表面の大爆発「スーパーフレア」いつ起こるのか、痕跡探す研究 宇宙飛行士の応募書類を送ったのは1年生だった今年1月。「生まれて初めて行われる募集。挑戦したいと思った」 エントリーシートの役職欄には「下校班の班長、算数班リーダー」、賞罰欄には「小学校のマラソン大会6位」。志
新電力と契約する福井県嶺北地方の繊維関連企業の電気料金請求書。燃料価格高騰の影響で上がり始めた昨年9月分(左)に比べても、今年1月分(右)は倍以上となっている 新電力と契約する福井県嶺北地方の繊維関連企業の50代社長が福井新聞の取材に応じ、電気料金高騰の実態を語った。燃料価格高騰を背景に昨秋以降急激に上昇し、割安だった昨春の電気料金に比べて今年1月分は約4倍に。「早く解約しなければ」と他の新電力や北陸電力への法人契約切り替えを探したが、どこも受け付け停止で、切り替え先が見つからない。「ぎりぎりの経営を続けてきたが、高騰が続くと廃業しかない」と訴える。 会社は家族経営で、繊維商社から糸を預かり受託加工する仕事だ。電力契約を北陸電力から新電力に切り替えたのは2020年10月。東証1部上場のグループ会社と「市場連動型」料金プランで1年契約した。「『北陸電力よりも安くなりますから』と言われて。内容
秋田県由利本荘市は10月26日、新型コロナウイルスワクチン接種会場のトイレで、前日にワクチンを接種した市内の60代女性が亡くなっているのが見つかったと発表した。女性は1回目の接種で、基礎疾患はなかったという。ワクチンは米モデルナ製。 市によると、女性は接種会場の体育施設で25日午後2時6分に1回目を接種。15分の経過観察を終え、2回目を予約した後、トイレを利用中に死亡したとみられる。26日午前9時35分ごろ、施錠したトイレの個室内で壁に寄りかかって亡くなっている女性を、清掃業者が発見した。死因や接種との因果関係は不明としている。 市によると、委託している業者が25日夜、施設を施錠する前に見回りしたが、トイレのセンサー式の明かりがついておらず、無人と判断したという。今後、見回り時にトイレに人がいないか、確認を徹底するとしている。 ⇒3回目のワクチン接種「ブースター接種」の効果、副反応どれくら
新型コロナウイルスの感染流行の波が繰り返される中、国内ではファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社のワクチン接種が進められている。厚生労働省は、接種後の死亡例に関して8月8日までの状況を公表しており「現時点では、ワクチンとの因果関係があると結論づけられた事例はない」としている。 厚生労働省は、接種者の副反応疑いや死亡例に関して医療機関に報告を求めており、同省の審議会に報告し専門家による評価を行っている。 8月25日に開催された審議会での報告によると、ワクチン接種が始まった2021年2月17日~8月8日に報告された接種後の死亡例は、ファイザー社で991例、武田・モデルナ社で11例だった。 「接種後の死亡」事例には、ワクチンとは無関係に発生するものが含まれているとし、厚労省はホームページ上に「現時点では、ワクチンとの因果関係があると結論づけられた事例はなく、接種と疾患による死亡との因果関係が
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