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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/akane (7)

  • 能登群発地震、発生トリガーは大雪? 米MITが解析結果を発表

    地震直後に大規模な火災が発生した輪島市の朝市通り周辺(1月5日) James Matsumoto / SOPA Images/Sipa USA via Reuters Connect <過去11年間の能登半島の地震活動データを精査したMITの研究者らが、大雪や大雨が地震発生のトリガーになっていることを示唆。論文執筆者の1人であるウィリアム・B・フランク博士は「大雪による降水現象は能登の群発地震の発生タイミングとよく相関していた」と語る> 年1月1日16時10分ごろに発生し最大震度7を記録した能登半島地震の被害は、死者245人(消防庁災害対策部発表、5月14日現在)、総額1.1~2.6兆円(内閣府閣僚会議資料より)にも及びました。4カ月以上経った現在も復興復旧活動は続いており、地震を機とする若者層の県外流出なども問題となっています。 この地震の原因は、3月11日に行われた政府の地震調査委

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    Unimmo 2024/05/23
  • 睡眠不足で起訴も? 「24時間以上眠っていないと99%の精度で分かる血液検査キット」が開発された

    運転に悪影響を及ぼさないとされる7時間睡眠をとったドライバーを基準とすれば、2~3時間の睡眠不足は飲酒リスクに匹敵する?(写真はイメージです) Maxim Artemchuk-Shutterstock <アメリカでは自動車事故の約2割が居眠り運転に起因するという。今回血液検査キットを開発したクレア・アンダーソン教授は、睡眠時間5時間未満の運転の危険性を強調している。「血液検査で睡眠不足が認められれば、将来的には起訴も可能になる」と考える研究者も> 4月は、入学、進学、就職、転勤などで多くの人が新生活を始めます。環境の変化や新たな人間関係による緊張で、睡眠不足になりがちな時期です。 経済協力開発機構(OECD)の2021年版調査によると、日人の平均睡眠時間は7時間22分で、対象となった33カ国中で最短でした。また、厚生労働省の国民健康・栄養調査(令和元年)によると、1日の平均睡眠時間が6時

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    Unimmo 2024/04/09
  • 「アルツハイマー型認知症は腸内細菌を通じて伝染する」とラット実験で実証される

    認知症患者は2050年までに1億3900万人に達する見込み(写真はイメージです) Kateryna Kon-Shutterstock <アイルランドUCCの研究チームによるアルツハイマー病患者の糞便を健康なラットに移植するという実験で、「アルツハイマー病が糞便を介して他の個体に伝染する」可能性が示された。この研究は、新しい治療法の開発にどのような知見を与えるのか> 日における65歳以上の高齢者の割合は、9月15日時点の推計で3623万人です。総人口に占める割合は29.1%で、過去最高となりました。 超高齢社会と切り離すことのできない問題が認知症です。2022年の国民生活基礎調査(厚生労働省)によると、介護保険制度で要介護者と認定された原因は「認知症」が16.6%と最も多くなっています。25年には高齢者の5人に1人、約700万人が認知症になるという予想もあります。 とりわけ、アルツハイマー

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    Unimmo 2023/11/07
  • OISTが燃料不要な「量子エンジン」の設計・製作に成功 エネルギー新時代の幕開けか

    量子テクノロジーの進展で期待が高まる量子エンジン(写真はイメージです) Nataliya Pylayeva-Shutterstock <量子エンジンはどのような原理で動くのか。これまでに話題となった「熱を使わないエンジン」の開発史とともに紹介する> 沖縄科学技術大学院大(OIST)とドイツの複数の大学による国際研究チームは、世界で初めて「量子力学の原理を用いたエンジン」の設計・製作に成功しました。 現在使われている熱機関(heat engine)は、熱をエネルギー源としています。熱源や燃料を装置外から取り込むものは外燃機関、装置内で生成した熱エネルギーを利用するものは内燃機関と呼ばれます。 18世紀半ばから19世紀に起こった産業革命では、石炭を利用した外燃機関である蒸気機関の開発で動力源が刷新され、社会構造が変わりました。その後、外燃機関は小型軽量化が難しいことから、自動車や飛行機などの輸

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    Unimmo 2023/10/09
  • 新型コロナ「万能ワクチン」が開発される 将来の変異株まで対策できる可能性

    これまでのコロナワクチンの多くはスパイクタンパク質を標的としてきた(写真はイメージです) Corona Borealis Studio-Shutterstock <英ケンブリッジ大と同大から生まれたバイオテクノロジー企業のDIOSynVax社が、あらゆるタイプの新型コロナ変異株に対して免疫を獲得できる可能性があるワクチンを開発した。その研究概要、現行ワクチンとの違いを紹介する> 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症が第5類に移行してから、まもなく5カ月になります。 政府や自治体は個人に対して緊急事態制限や入院措置などの行動制限ができなくなり、マスクの着用も個人の判断にゆだねられるようになりました。飲店への営業自粛要請や第三者認証制度はなくなり、スポーツ観戦や音楽ライブでは収容率100%での開催と声出し応援が解禁されるなど、生活や娯楽は新型コロナ前の状況に戻ってきたと言えるでし

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    Unimmo 2023/10/01
  • 幻の常温常圧超伝導ニュースを超えた! 京大チームが超伝導体で「ノーベル賞級」の大発見か

    LK-99は「エネルギー問題の解決の糸口になる」と期待されたが…(写真はイメージです) Rokas Tenys-Shutterstock <韓国チームの開発したLK-99について、科学界は「常温常圧超伝導体は幻だった」と結論づけている。そんななか、67年前に予言され、理論上だけの存在だった「パインズの悪魔」を京大教授らが観測。ノーベル賞級の研究成果が発表された> 韓国チームが世界初の常温常圧超伝導体(超伝導物質)と主張する「LK-99」は、7月末に発表されて以来、「世紀の大発見か?」と世界中を巻き込む大論争になりました。 「当だったらノーベル賞級」「エネルギー問題の解決の糸口になる」とされ、超伝導体関連の株式市場まで動きましたが、世界で最も権威がある科学学術誌の一つである「Nature」は16日、オンライン版で「韓国の研究チームが開発したLK-99は常温常圧超伝導体ではない」と報じました

    幻の常温常圧超伝導ニュースを超えた! 京大チームが超伝導体で「ノーベル賞級」の大発見か
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    Unimmo 2023/08/18
  • シジミ汁の白く濁る理由がついに解明された!

    シジミはアサリと並んで日人にとって馴染み深い貝にもかかわらず、古くから信じられてきた効能は科学的に確証を得られていない(写真はイメージです) Shinji Ichikawa-iStock <身近な不思議で、実は科学的に未解明というものは少なくない。島根大の研究チームは今回、シジミをお湯で茹でるときに白濁する原因を突き止めた> 毎年10月はノーベル賞の発表があって、世間の科学への関心が高まる時期です。受賞ニュースで最先端の人類の叡智が詰まったテーマを知って、心躍らせた人も多いでしょう。 いっぽう、21世紀になっても、身近な「なぜ?」が意外にも科学的には解き明かされていない場合があります。たとえ「ノーベル賞級」の研究でなくても、生活で誰もが体験したことのある事象だったり、地域と結びついていたりすれば、長く語り継がれる成果となります。 島根大学生物資源科学部生命科学科の研究チームは、貝類でスー

    シジミ汁の白く濁る理由がついに解明された!
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    Unimmo 2022/10/20
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