福岡県警田川署は17日、糸田町の路上で16日午前11時40分ごろ、小学生女児らが見知らぬ男から「首から水筒をかけたら危ないぞ」などと声をかけられる事案が発生したとして、防犯メールで注意を呼びかけた。男は70歳くらいで身長170㌢程度のやせ形。茶色のTシャツ、白色の長ズボンを着用していたという。
憲法に従って国会議員が臨時国会の召集を求めても、内閣がないがしろにする事態が続く。国会は歯止めをかける法律を整備すべきだ。 憲法53条は、衆院か参院の総議員の4分の1以上が要求すれば、内閣は臨時国会の召集を決定しなければならないと定める。 ただし召集するまでの期限を示していないため、内閣が恣意(しい)的に応じないことが目につく。象徴的なのは2017年の安倍晋三内閣だ。 当時の野党は、森友・加計(かけ)学園問題を追及するために臨時国会の召集を要求した。安倍内閣は直ちに応じず、98日後にようやく臨時国会を召集したが、冒頭で衆院を解散したため論戦は封じられた。 これを憲法違反と主張する野党議員らが起こした訴訟で、最高裁の判決が出た。内閣は召集義務を負うとしながらも「個々の議員の権利、利益を保障したものではない」として上告を退けた。 憲法53条についての最高裁判決は初めてだが、安倍内閣の対応の是非
100キロメートルを飛行した「空飛ぶすし」-。小型無人機ドローンを使い、長崎県五島市から名産の「鬼鯖寿司(さばずし)」を長崎市まで届ける実証実験が8日、行われた。その距離約100キロで、物流飛行では国内初という。県内では現在五島を拠点にドローン配送が行われており、長距離飛行の実用化で、ほかの離島や長崎市の斜面地など県内全域での活用も期待される。 実験は、昨年5月から五島列島でドローンによる医療品や日用品の配送を行う豊田通商(名古屋市)の子会社「そらいいな」が実施。鬼鯖寿司が入った箱を備えた、ジップライン社(米国)製の固定翼ドローン(両翼3・3メートル)が福江島を飛び立ち、時速100キロで飛行。1時間後の午前10時20分ごろ、長崎市神ノ島でパラシュート付きの箱を上空約30メートルから投下した。 ...
アフラックから男性に郵送された文書。「医師が診断書を訂正する旨のお申し出をいただきましたが、丁重にお断りしました」と記されていた(画像の一部を加工しています) がん保険金「不払い」、撤回させたが・・・ 2023/04/18 18:13 (2024/08/30 16:42 更新) 【投稿】 50代の妻が2021年秋の人間ドックをきっかけに胃粘膜下のがんと診断され、22年1月までに入院、手術をしました。がん保険に加入していたので、保険金の支払いを申請しましたが、生命保険会社から理不尽な対応に遭いました。結果的に不払いは撤回され、支払われましたが納得いく説明がありません。申請時に提出した診断書に間違いがあり、不払いの判断が出た後、医師による訂正の申し出を断るなど、理解できない対応に、今も憤りを感じています。 妻は「消化管間質腫瘍(しゅよう)」(GIST)という珍しいがんで、幾度もの検査で判明しま
「近所の公園は、注意書きがとても多いです。こんなにたくさんの指摘が必要なのでしょうか」。福岡市の30代女性から、こんな声が届いた。記者が現場の市営住宅を訪ねると、赤い塗料で「サワガナイ」「ボールアテルナ」などの注意書きが植え込みや遊具などに多数あった。取材すると、住民の高齢化で自治会による公園管理が難しい中、ルール徹底を呼びかけざるをえない実態も見えてきた。 女性は昨年、福岡市内に引っ越してきた。近くの市営住宅の児童公園に小学生の長女と遊びに行き、注意書きの多さに驚いた。「異様な感じ。子どもは遊びにくいようだ」。ただ近くには、他に遊べるような公園は少ないという。 記者が現地へ行った。公園には、管理する市住宅供給公社と、運営を任されている市営住宅の自治会が共同で設置した看板に、「ごみを捨てない」「ボール遊びをしない」「大声を出して騒がない」などと書かれていた。 ただ看板のほかにも、赤い塗料で
【東京ウオッチ】「おはようございます」―。昨年末、まだ夜のとばりが降りたままの午前6時前。千葉県内のJR駅前に、背広姿をした政治家の声が響いた。 気温は2度。コートを着ないと凍えそうだが、この男性は平気な顔をして、自身の活動をつづった政策ビラを通勤客に配っていく。ビラを受け取ってもらえなくても、頭を下げ「いってらっしゃい」と声をかけた。 男性は、選挙を目の前にして焦っている政治家ではない。かつて、この国の宰相を務めた野田佳彦衆院議員(65)=立憲民主党最高顧問=だ。 野田氏は平日の朝、2~3時間、選挙区(千葉4区=船橋市南西部)内のいずれかの駅前に立ち、通勤客らに「かわら版」と称するビラを配布するのが日課だ。立民ベテランは「野田氏ほど『駅立ち』に熱心に取り組む議員は日本にいないだろう」と言い切る。 野田氏は選挙に弱いわけではない。これまで9回の当選を重ね、選挙区は「野田王国」(自民党関係者
拡大 飲み物を運んできた「OriHime-D」(左)。卓上では「OriHime」が注文を受けたり会話をしたりする 重度障害のある人や家族が自宅や施設から遠隔操作する分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」によって接客するカフェが12日から、福岡市中央区鳥飼2丁目の西日本シティ銀行ココロ館ココロガーデンに開店する。27日までの期間限定。11日は記念式典や体験会があった。 オリヒメはオリィ研究所(東京)が開発。...
福岡市博多区在住の元衆院議員の男性に成り済まし、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を記したビラを配ったとして、福岡県警博多署が私文書偽造容疑で、日本維新の会所属の堀本和歌子福岡市議(41)=博多区選出=から任意の事情聴取をしていたことが捜査関係者への取材で分かった。堀本市議は25日夜、西日本新聞の取材に対し、ビラを配ったことを認め「社会通念上、良くないことをした。男性には申し訳ない」と話した。 このビラは元衆院議員の男性を名乗り、旧統一教会トップの韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁に式典で、「元衆議院議員として韓日トンネルへの賛意と、祝辞を述べさせていただきました」などと記載されている。 関係者によると、8月8日未明から早朝にかけ、博多区内の民家や集合住宅などに投函(とうかん)されていた。西日本新聞が入手した周辺の防犯カメラ映像には同じ時間帯に、黒っぽいキャップとマスク、上下の服を身に着
九州大箱崎キャンパス跡地(福岡市東区箱崎6丁目)の解体工事現場で、切断された人骨が見つかってから7日で半年。福岡県警は、骨から検出したDNA型について県内の行方不明者らとの照合を進めてきたが、身元の特定には至らず捜査は難航している。県警は、所在が分からなくなっても気付かれにくいホームレスや外国人の可能性もあるとみて調べており、情報提供を求めている。 人骨は4月7日昼、がれきの集積場所で作業員が見つけた。腰から太ももにかけての骨で、両脚を鋭利な刃物で切断した痕があった。20~40代の男性で死後2~7カ月が経過していたとみられる。県警は遺体の他の部位などを捜したが、ペイペイドームの5倍に相当する約40ヘクタールの跡地全体の捜索は現実的ではないと判断し、3日間で中断。今も新たな骨や遺留品は見つかっていない。 ...
どうする 明日のエネルギー 2050年、温室効果ガスの排出量を実質ゼロに―。政府の意欲的な目標にリアリティーはあるのか。今夏に改定される「エネルギー基本計画」を巡る議論を通して考える。
弥生時代、現在の福岡県筑紫野市に有力な首長墓が存在したことを示す江戸時代後期の記録「鉾之記(ほこのき)」が約90年ぶりに“再発見”された。長らく所在不明となっていたが、市内の九州産業高の生徒たちが郷土史研究の過程で、鉾之記を書いた庄屋の子孫宅から見つけた。市は実物の可能性が高いとして、子孫から古文書を譲り受けた。 二日市村の庄屋だった鹿島九平次は1857(安政4)年、地元で甕棺墓(かめかんぼ)を発見し、入っていた銅剣と銅鏡の絵とともに当時の状況を鉾之記につづった。市文化財課によると、甕棺墓の発見場所や遺物の行方は不明だが、村は有力なクニだった奴国の域内にあり、ランクの高い首長墓だったと考えられている。 ...
国立大や公的研究機関に勤める有期雇用の研究者らが、契約を打ち切られる事例が相次いでいる。改正労働契約法施行(2013年4月)を起点とする雇用期間が来春で10年を迎え、これを過ぎた時点で雇用されている人は、無期雇用申請の権利を得られることが背景にあるとみられる。契約を更新せず権利取得を阻害する「雇い止め」は過去にもあった。識者は「制度の不備が放置されたままになっている」と指摘する。 「もう終わりだから」。福岡市の九州大に勤務する研究支援員の女性は今春、所属する研究室の教授に呼ばれ、来年3月末での契約終了を告げられた。「契約更新しない」と書かれた労働条件通知書を見せられ、内容に同意する「確認書」に署名を求められた。1年契約の更新を繰り返し、10年以上勤めてきた女性。来年4月には申請権を得られ、再来年からは契約期間のない無期雇用になれる、との期待は裏切られた。 ...
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