どんな作品にせよタイトルというものは悩ましいものだ。より周知されやすいように、より人気が出るように、あるいは作品に込めた意図を表現するため題名にこだわることもあるだろう。無論、それはゲームのタイトルも同じことだ。 ダウンロードタイトルが今ほど一般的でなかった時代、それらマーケットではゲームタイトルの頭に「あ」や「A」をつけたがる場合があった。これはストアの仕様がいまいちで50音順・アルファベット順で閲覧されることが多かったため、上位に載るための措置としてそのような名前をつけるパブリッシャーが本当にいたのだ(市場の例としてはニンテンドーDSiウェアやXbox LIVE Indie Gamesなど)。これは目立つことは目立つのだが、当然ながら無理に感じられるタイトルになってしまうことも多かった。 また、プレイステーションのころは海外のゲームをローカライズする際に独自の日本名をつけることが多かっ
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