一般的に「年収」とは、社会保険料や源泉所得税、その他の控除(住民税や積立金など)が引かれる前の「総支給額」を指します。面接で年収を聞かれた際には、総支給額を答えてください。 面接担当者が年収を質問するのは、自社の給与規定に照らして、あなたの収入がどの程度変動するかを確かめることが目的。「手取り額」は控除される税金の税率が地域によって異なるうえ通勤交通費も含まれることから、自社の給与規定と比較しにくいのです。 ちなみに、源泉徴収票の「支給額」欄に書かれた金額が総支給額になります。どこの会社でも年末に源泉徴収票は必ず作成されています。自分の年収が正確にはわからないという人は、一度確認しておくといいでしょう。