京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーの(株)ロボ・ガレージが開発した躍動感ある動作が特徴のロボット「ROPID」。左は同社代表取締役の高橋智隆氏=27日午後、京都市左京区の京都大学(柿平博文撮影) 京都大学内のベンチャー企業「ロボ・ガレージ」(京都市左京区)が、人間の声に反応して約8センチジャンプしたり、走ることのできる小型のヒト型ロボット「ロピッド」を開発。27日に同社で発表会が行われた。同社によると、多関節のヒト型ロボットとしては世界一の跳躍力で、開発者の高橋智隆社長(34)は「人が親しみを感じられる躍動感あふれるロボットができた。人とロボットのコミュニケーション向上の可能性が広がった」と話した。 ロピッドは全長38センチ、重さ1600グラム。29の関節を持ち、滑らかな動きができるほか、両足のひざ、足首、付け根の3カ所の関節をベルトでつないで安定性を確保し、跳躍や走行ができる仕組