3Dグラフィックスは、まずゲームの分野で普及し、その後、OSにも広まった。そして、米国時間12月10日、3Dグラフィックスはウェブブラウザへの組み込みに向けても、重要な一歩を踏み出した。 OpenGLグラフィックスインターフェースを監督するKhronos Groupは、ハードウェアアクセラレータによる3Dグラフィックスをウェブにもたらそうとする同団体とMozillaの取り組みが、ドラフト規格に達したことを発表した。「WebGL」と呼ばれるこの規格を利用すれば、ウェブのJavaScript言語を使うプログラマーは、ビデオカードが持つ3Dグラフィックスの安定的な処理能力を活用することができる。 Khronos Groupは現在、WebGLを完成させるために、同規格を利用する可能性のあるウェブ開発者などから意見を求めている。「われわれは暫定的なものではなく、単なるドラフトでもない仕様を2010年