県高校文化祭20周年を記念して、高校生がデザインしたマスコットキャラクター「カチッパ」が誕生した。カチガラスと佐賀市の松原川のカッパという「郷土色」豊かな組み合わせ。ぱっちりとした目と赤いほっぺがチャームポイントで、街を歩けば、子どもたちから「かわいい」と歓声が上がるほど人気だ。 佐賀女子高3年の中村美咲さんが手がけ、若い世代が「かわいい」と思う“つぼ”を押さえた。このほど開催された県高校文化祭総合開会式に登場した際には、「ちょーかわいかー」と高校生からカメラ攻めに。 だが、まだPR不足で「何でカッパなの」「ツバメと思った」など問い合わせも多い。 11月16日までの総文祭期間中は、美術展などにも“出動”予定。唐津城築城400年の「唐ワンくん」や佐賀大の「カッチーくん」に続く「ゆるキャラ」として注目を集める。 佐賀新聞社の動画サイト「ひびじょん」では、声優を高校生が務める手作りの映像を公開。