近年、想像力の文化や精神世界への関心の高まりとともに、その一環としての 怪異や妖怪画が注目を集め、学際的な研究が展開されています。人間文化研究機構を構成する国立歴史民俗博物館、国文学研究資料館及び国際日本文化研究セン ターでは、これまで怪 異・妖怪に関する共同研究や異界についての企画展示を開催し、関連する資料の収集をおこなってきました。今回の連携展示は、それぞれの機関が蓄積してきた 研究成果や資料をもとに、歴博会場はその成立に深く関わっていると考えられている絵巻の展示に主眼を置き、国文研会場では、文芸作品を含めて百鬼夜行の系 譜をたどるとともに、江戸時代に花開く多彩な百鬼の文化を紹介します。 ■期間 平成21年7月18日(土)~8月30日(日) 日祝休室 ※8月30日は開催 ■時間 午前10時~午後4時半 ■会場 国文学研究資料館 1階展示室 ■特別鑑賞料 大人300円 高校生以下は無料