カリフォルニア州マウンテンビュー発--Googleの共同創設者であるSergey Brin氏によると、2本の柱から成る同社のOS戦略は、最終的には単一のOSへと収束する可能性が高いという。 GoogleのOSプロジェクト「Android」がスマートフォンおよびネットブック用OSとして認知度を高める中で、同社が2009年7月、OS「Chrome」の計画を発表したとき、同社の動向を見守る多くの専門家らが驚いた。モバイルコンピューティング業界を一新することを目的とした別のオープンソースOSの開発中に、パソコン業界を一新することを目的とするオープンソースOSを開発するとは、いったいどういうことなのかと思ったのである。 最高経営責任者(CEO)のEric Schmidt氏を含むGoogleの幹部らはそれ以来、両方のプロジェクトが進展するまで待ってほしいと述べ、その矛盾を大きく取り上げるようなことはし
GoogleがChrome OSのテストを開始するため、開発者向けにオープンソースとしてリリースした。だがエンドユーザーが同OSを使えるのは2010年後半になるという。 Chrome OSは、GoogleがNetbook向けに開発しているWeb OSだ。MicrosoftのWindowsやAppleのMac OS Xなど従来型のOSを搭載したコンピュータに代わる選択肢を目指している。これら従来のコンピュータは起動に何秒も、あるいは古いマシンでは何分もかかる。多数のデータチェックプロセスを実行するためだ。 WindowsやMac OS Xと同様に、Chrome OSはユーザーがアプリケーションを実行したり、管理したりできる。だがアプリケーションをデスクトップにダウンロードするWindowsやMacとは違って、Chrome OSはクラウドコンピューティングと呼ばれるモデルを使って、インターネッ
11月19日(日本時間11月20日午前3時半)、グーグルはWebアプリケーションの実行に特化したオープンソースの新しいOS、Google Chrome OSのための「Chromium OS」プロジェクトをオープンソースとして公開したと発表しました。 オフィシャルページでグーグルは「Google Chrome OS will be ready for consumers this time next year.」と書き、Chrome OSの製品がユーザーの手に届くのは来年になるとしています。 公開されたのは、以下のものです。 Source code(ソースコード) Design docs(システムデザインのドキュメント) User interface experiments(ユーザーインターフェイスのドキュメント) Getting and Building a Chromium-Based
「Google Chrome OS」でMicrosoftに真正面から勝負を挑んだGoogle。このOSは重要な意味を持つが、実はあまり重要ではないと考えられる理由もある。 米Googleは米MicrosoftのWindowsと競合する可能性があるOSを投入する計画を発表した。「Google Chrome OS」が非常に重要である理由は5つある。また、あまり重要でない理由も5つある。 Google Chrome OSが重要である5つの理由 1. とうとう来た! これはOSなのだ。OSを支配するベンダーは、アプリケーション市場も支配する。そして、ソフトウェア開発で金もうけをする手段を提供することによって開発者の心をつかむことができるのだ。 2. Chrome OSは、クラウド上に置かれたWeb 2.0アプリケーションと強力なブラウザを結ぶ重要なブリッジを提供する。GoogleがOSビジネスに参
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