夕張で線路下の土砂流出 石勝線、レール30メートル宙づり (04/27 14:21、04/27 15:21 更新) 土砂が流出したJR石勝線の現場。線路が宙に浮いてたわんでいる=27日午前9時30分、夕張市鹿の谷1 【夕張、旭川】27日午前7時10分ごろ、夕張市鹿の谷1の石勝線夕張―鹿ノ谷間で、夕張発千歳行きの普通列車(1両編成、乗客10人)の運転士(27)が車両に縦揺れを感じ、JR北海道の指令センターに連絡した。同社や夕張署が現地を確認したところ、幅30メートル、深さ5メートルにわたり、線路下の土砂が流出し、線路が宙づりになっていた。乗客にけがはなかった。 気温が上昇して雪解けが進む道内では27日、旭川市江丹別町の道道でも道路脇の土砂が崩れ、道路が一部冠水。道内各地で今後も土砂崩れが発生する恐れがあることから、札幌管区気象台は注意を呼び掛けている。 < 前の記事 | 次の記事 >