広島の冬の味覚、かきを使ったさまざまな料理を味わうことができる催しが廿日市市の宮島で開かれ雨の中、大勢の観光客などでにぎわいました。 宮島にある桟橋前の広場には、かきの土手鍋やかきの入ったお好み焼きなど、かきを使った料理が1皿100円から200円と手ごろな価格で販売されていて、雨にもかかわらず大勢の観光客などが傘をさして長い列を作りました。 殻つきのかきや、むき身を通常より3割ほど安く販売する直売所も設けられ、訪れた人が次々に買い求めていました。 地元の漁業協同組合によりますと、今シーズンの広島県産のかきは、稚貝の数が少なかったため生産量は例年より減っているものの、身が大きく品質はよいということです。 広島市から家族で訪れていた40歳の会社員の男性は、「休みをとって家族サービスのため来ました。雑炊と土手鍋を食べましたが、やはり広島のかきは最高です」と話していました。「宮島かき祭り」は14日