遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれた事件で、三重県警察本部が誤認逮捕だったことを認めた男性の父親が19日夜、報道陣の取材に応じ、「息子は最初からやってないと言っていたしホッとした。犯人は世間を騒がせてどこがおもしろいのかと怒りを覚える」と話しました。 津市の28歳の男性は先月、インターネット上に「伊勢神宮を破壊する」などと書き込みをしたとして三重県警に逮捕されましたが、容疑を一貫して否認したほか、男性のパソコンが外部から遠隔操作できるウイルスに感染していたことが分かり、逮捕の1週間後に釈放されました。 この問題で三重県警察本部は誤認逮捕だったことを認め19日朝、伊勢警察署の署長と刑事課長が男性の自宅を訪れて謝罪しました。 男性の父親は19日夜、報道陣の取材に応じ、「きのうの夕方、警察から謝罪をしたいと申し出があった。けさ2人が来て『間違って逮捕して申し訳ありません』