大分県日田市によりますと、今回の豪雨災害でエアコンがない小学校に避難している80代の男女2人が、熱中症が原因と見られる脱水症状を起こし、手当てを受けたということです。市は9日、この小学校を含むエアコンがない3つの避難所を閉鎖し、避難している人たちは別の施設に移ってもらうことにしています。 8日の日田市は日中の最高気温が31度6分と真夏日になり、2人は、点滴などの手当てを受けたということです。 市内にはこの小学校を含めてエアコンがない避難所が3か所あり、8日午後5時の時点で110人余りが避難しているということです。 市は、ほかにも熱中症の症状を訴える人が出るおそれがあるとして、9日、これら3か所を閉鎖したうえでエアコンがある別の3つの施設に移ってもらうことにしています。