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2018年6月3日のブックマーク (1件)

  • なぜ「構造改革論」が消えたのか

    <日の経済論壇をかつて支配した構造改革主義の政策命題が、現実そのものによって反証された> 日経済に長期不況が定着しつつあった1990年代末から2000年代初頭の経済論壇を席巻したのは、何よりも「構造改革論」であった。テレビでは当時、ダウンタウンの松人志が缶コーヒーを手にしながら「構造改革のキモは改革を構造することではなくて構造を改革することやね」としたり顔で語るコマーシャルがよく流されていた。そうした他愛もない禅問答のようなセリフを単なるシャレでなくて深い意味があるかのように勘違いさせてしまうような空気が、当時は確かにあった。 ところで、筆者は以前のコラム「黒田日銀が物価目標達成を延期した真の理由」(2016年11月25日付)の中で、黒田日銀が2%インフレ目標の達成を実現できずにいるのは、2014年4月に実行された消費税増税による予想外の消費減少という問題以上に、実際の完全雇用失業率

    なぜ「構造改革論」が消えたのか
    WATERMAN
    WATERMAN 2018/06/03
    的を得たテキスト。構造改革主義者の主張どおり日本の経済低迷が供給制約起因であれば、異次元金融緩和を行っても失業率が下がるのではなくインフレが加速するはずということ。問題は供給制約ではなく需要管理。