「Firefox」は、さらなる高速化を実現するため、コンピュータのメモリをよりスマートに利用する。 これらの変更は、米国時間6月26日にリリースされた「Firefox 61」で実装している。Firefox 61はMozilla製ブラウザの最新版で、「Firefox Quantum」ブランドを冠している。半年前に登場したQuantumは、同ブラウザの評判を復活させて、支配的な地位にあるGoogleの「Chrome」に対し巻き返しを図ろうとするMozillaの取り組みを具体化したものだ。 変更の1つは「Retained Display Lists」という名称で、画面上にウェブサイトを描画する際にブラウザがすでに実行した作業を記憶しておくことで機能する。ページの一部が変更された場合にすべてを再計算するのではなく、ページの変更された部分だけを再計算する。これは通常より複雑な作業だが、Mozilla
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