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ブックマーク / rockridge.hatenablog.com (29)

  • FirebugがTraceMonkeyをオフにする問題 - Mozilla Flux

    Firebug開発者のRob Campbell氏が、『Firebug and the JIT』でFirefox 3.5.xのTraceMonkeyがオフになる問題について触れている。 Firebugのコンソールを有効にし、さらにスクリプトパネルを有効にすると、JavaScriptの処理を高速化するTraceMonkeyがオフになる結果、Firebugをアクティブにしているページ以外でもコンテンツの処理速度が低下してしまうという。 幸い、Firefox 3.6では”Bug 534120 - jit remains disabled when jsd is paused, slowing Firefox when Firebug is installed”が修正され、意図しないJIT無効化の問題が解消される。Campbell氏の説明では、Firefox 3.6+Firebug 1.5の組み合わ

    FirebugがTraceMonkeyをオフにする問題 - Mozilla Flux
  • Webブラウザのセキュリティ問題を考える上での鉄則 - Mozilla Flux

    ITmedia エンタープライズ『脆弱性が最多のブラウザはFirefox――Cenzic報告書』に注目が集まっているようだが、脆弱性の数だけを問題にする風潮には違和感を覚えるので、基的な点をおさらいしておこう。 まず、Webブラウザの脆弱性は、公開されてはじめてカウントされる。公開するのは、開発元のこともあれば、外部のセキュリティ研究者のこともあるが、コードをよく知っている開発元が積極的に脆弱性について調査・公表すれば、カウントは増える。逆に、外部から指摘されるまで公開しない開発元の場合、脆弱性の数は見かけ上減る。しかし、それは潜在的な危険性の低さを何ら意味しない。 次に、Webブラウザの脆弱性は、危険度の高いものから低いものまでさまざまだ。脆弱性の数が少なくても、危険度の高いものが繰り返し発表されるなら、設計のどこかに大きな欠陥があるのかもしれない。他方、危険度の低い脆弱性が多いのであ

    Webブラウザのセキュリティ問題を考える上での鉄則 - Mozilla Flux
  • Windows版Firefox 3.7のUI変更は小幅、しかし4.0で全面リニューアルの予定 - Mozilla Flux

    Firefox 3.5のアイコン改訂に携わったデザイナーのStephen Horlander氏いわく、現行のWindows版Firefoxのデザインにはいろいろ問題があるという。たとえば、Aero Glassへの対応は最小限にとどまっており、メインツールバーのアイコンには一貫性がなく、タイトルバーからコンテンツ表示領域までの幅が大きくて、その中にたくさんの要素がゴチャゴチャと並んでいる。 Horlander氏を中心に、FirefoxのUIデザイナーであるAlex Faaborg氏とAlexander Limi氏の両名が加わり、Windows版のUIを見直そうというのが、Firefox Sprintsの一環となるプロジェクト、『Windows Theme Revamp』だ。主要メンバーが集まっているだけでなく、Firefox Sprints自体、成果が出ればそのまま体に取り込む位置づけなの

    Windows版Firefox 3.7のUI変更は小幅、しかし4.0で全面リニューアルの予定 - Mozilla Flux
  • 実験的アドオンは廃止の方向へ - Mozilla Flux

    Mozilla Add-ons(AMO)は、「サンドボックス」モデル、つまりスタッフ(エディター)によるレビューを受けていないアドオンを限定された形でのみ公開するという枠組みを捨てるつもりだ。Mozilla Add-ons Blog『Removing the Sandbox』でその意向が明らかにされた。それに伴い、実験的アドオンというカテゴリーも廃止され、さまざまな要素から算出されたスコアに基づき、各アドオンに対して一定の権限が付与されるようになる。 これまでも、サンドボックスは制約が緩められる傾向にあった。実験的アドオンがAMOの検索結果に含められるようになり、最近は、チェックボックスをクリックしてリスクを理解した旨を示せば、AMOのアカウントがなくてもインストールできるまでになった。 それでも、実験的アドオンは自動アップデートの対象にならないという違いが残る。正式のアドオンに昇格するた

    実験的アドオンは廃止の方向へ - Mozilla Flux
  • Firefox 3.5はFirefox 3からどの程度速くなったのか - Mozilla Flux

    Firefox 3.5 Preview(3.5b99, ID:20090605162636)がリリースされたばかりだが、そのコードはほぼ完成に近く、性能面でPreviewと正式版の差は小さいと考えられる。今回はこのプレビュー版を使ってパフォーマンスを検証したい。 比較対象の第一グループとして、Firefox 3.5 Beta 4(ID:20090423204732)とFirefox 3.0.10(Gecko/2009042316)を用意した。従来は開発版であるShiretoko Nightlyをベースに計測していたが、リリース版どうしで速さを比べるのも悪くない。また、大多数のユーザーの関心は、Firefox 3と比較してどうかという点に絞られよう。そこで、現時点におけるFirefox 3の最新版をもってきた。 比較対象の第二グループは、Google Chrome(2.0.172.30, A

    Firefox 3.5はFirefox 3からどの程度速くなったのか - Mozilla Flux
  • NoScriptの全面譲歩で決着 - Mozilla Flux

    予想外にあっけない幕切れだった。NoScript 1.9.2.6がリリースされ、1.9.2.4で問題になっていたホワイトリストは自動的に削除されるようになった。そして、二度と追加されることはない。NoScriptの作者Giorgio Maone氏は、公式サイトのほか、自己のブログにも謝罪文を掲載した(『Dear Adblock Plus and NoScript Users, Dear Mozilla Community』)。 大きな反響をいただき、台湾からのトラックバックさえあった『Adblock Plus vs. NoScript』の続報である。筆者は対立が長引くと見ていたのだが、わずか数日でNoScriptが全面的に譲歩する結果となった。Maone氏の謝罪文には経緯も説明されているので、まずはそれを見てみよう。 NoScript作者から見た争いの経緯 やはり今回の争いの発端はEasy

    NoScriptの全面譲歩で決着 - Mozilla Flux
  • Firefox.nextはMac OS X 10.4もサポートから外す方針 - Mozilla Flux

    Mozilla CorporationのJosh Aas氏(Gecko開発チーム所属)がmozilla.dev.planningに『Mac OS X 10.4 Support in Gecko 1.9.2 (Round 2)』というスレッドを立てた。同氏は、その中でMac OS X 10.4(以下10.4)をGecko 1.9.2のサポート対象から外すべきと主張している。 Gecko 1.9.2はFirefox.next(Firefox 3.5の次のバージョン)の基盤となるレンダリングエンジンである。したがって、この主張はFirefox.nextのサポートに関して述べているに等しい。既報のとおりFirefox.nextはWindowsについてXP SP2以降をサポートすることにし、XP SP1/無印およびWindows 2000のサポートを外す方向で議論が進められているが、Mac OSでも

    Firefox.nextはMac OS X 10.4もサポートから外す方針 - Mozilla Flux
  • Beta 3のリリース日が変更:12日へ - Mozilla Flux

    今週のFirefox Product Delivery Meeting(2009-03-04実施)より。なお、日付は米国太平洋標準時(PST)を基準にしているので、日時間とはずれる。 昨日の会議では3月10日2:00PMとされていたFirefox 3.1 Beta 3のリリースだが、3月12日2:00PMへと変更された。コードフリーズが遅れたことに加え、QAに割く時間が足りないと判断されたようだ。丸々二日ずれたわけだから、日時間だと13日午前6時にあたる。 もう一つの重大なニュースは、バージョン番号が3.5に変更されると決まったことだ。Beta 3は3.1の名称のままリリースされるとしていることから、Beta 4からは3.5の名称が使われるとみられる。 これまでも、Firefox 1.1を1.5に変更した前例があるので、3.1の名称が変更されたことそのものには、さほど驚きはない。当初の

    Beta 3のリリース日が変更:12日へ - Mozilla Flux
  • Firefox 3.1で採用される高速化技術 - Mozilla Flux

    Firefox 3.1では、最新の高速化技術が惜しげもなく投入され、現行のFirefox 3.0.xから体感できるレベルでスピードアップが図られている。今回はその主要な技術を紹介する。 TraceMonkey TraceMonkeyは、FirefoxのJavaScriptエンジンであるSpiderMonkeyを拡張する技術で、Just-In-Time (JIT) コンパイラという機能によって、JavaScriptの実行速度を大幅にアップさせるものだ。最近では、GmailやGoogleマップのようなJavaScriptを多用するWebサービスが続々と登場しているため、この技術のもつ意義は大きい。コンテンツの表示が目に見えて速くなるのだから。 元になったのは、カリフォルニア大学アーバイン校(UC Irvine)で開発された"Trace Trees"という技術である。もともとMozillaでは、

    Firefox 3.1で採用される高速化技術 - Mozilla Flux