Microsoftは米国時間2020年5月21日、IBM Advanced BASICを元にMicrosoftが1983年に開発したBASICインタプリタ「GW-BASIC」をオープンソースとしてGitHubで公開した。歴史的な資料提供を目的とし、生成に必要なビルドスクリプトやMakefileをはじめとするとツール群、ビルド済みのバイナリは含んでいない。 アセンブラコードやヘッダファイルなどが並ぶ 1975年にMicrosoftはAltair 8800用にBASICを移植し、そこから1980年初頭にかけて多くのコンピューターへBASICを移植してきた。公式ブログでは、「(当時の)家庭用コンピューターやパーソナルコンピューターで使用されていた初期プロセッサーのISA(命令セットアーキテクチャー)は、目を見張るような違いがなかった。Microsoftはマスターコードから多くの移植が可能だった」