熱電対は温度測定に用いられるものです。温度測定には他に温度ICやサーミスタなどがあります。 ここでは秋月電子で入手出来るK型と呼ばれる熱電対とPICのA/Dを用いてテストします。 まずどの様に熱電対をPICに繋げればよいかを考えるのに苦労します。 しないかも知れませんが、参考にできるものが非常に少なく思えます。 あまり調べていませんが、取り上げているサイトも少ない印象があります。 熱電対を用いる場合は温度補償など色々考えなければいけない事が多いので敬遠しがちになりそうです。 そんな煩わしい事を一手に引き受けてくれるICがあります。「AD595」というものです。 アナデバの製品で、K型熱電対をそのまま接続するだけで「10mV/℃」が得られます。 非常に便利で、しかも5V動作が可能です。これを用いてテストを行います。 回路は上の図のようになります。接続する箇所も少なく利用しやすそうです。 AD