子どもと問う#16 人間の条件―愛と幻想とオシッコのファシズム 子育てとはファシズムである。 煽情的な一文から始まったこのエッセイだが、この後は“オシッコ”と“トイレ”の話しか続かないので、苦手な方はどうぞまたの機会にお尋ねください。 ということで、ここには“オシッコ”と“トイレ”とたまに“オチンチン”なんて単語が出てきてもどんと来い! むしろ大好物!な方々しかいないと、読者に偏見を持ちながら書いていきたいと思う。 息子3歳がトイレトレーニング中である。そろそろオムツを外して、自分でトイレを済ませなければならない。 そう出来るように教えるのが親の責務だ。トイレトレーニングとは人間を社会化させる第一歩とも聞く。頑張れ月美! 大丈夫! お前は第一子の時もちゃんとやれたではないか! 第二子の息子くんなんて楽勝だ! と、私の中の松岡修造が励まし続けてくれたのだが、全く楽勝ではなかった。 だって第一