トランプ氏がもつ会社の株が大きな関心を集めている(写真は4月7日、同氏が保有するマイアミのゴルフクラブでの選手権最終日18番ホールで、写真:AP/アフロ) ビットコインが急騰を演じ、高齢の米国人男性が自由世界のリーダーシップを別の高齢の米国人男性に譲りそうな気配が漂い、起業家のイーロン・マスクは「ドージコインが月へ行く」といったようなことを言い、いわゆるミーム株(はやり株)が復活を遂げている。 そうしたミーム株の一つが特に大きな関心を集めており、その会社はたまたま、上述の高齢男性の1人によって株式の過半が所有されている。 トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループがそれだ。 「DJT」上場で前大統領に莫大な利益 「DJT」(ドナルド・ジョン・トランプのイニシャル)のティッカーで売買されている同社は3月下旬、特別買収目的会社(SPAC)として知られる「白紙小切手」会社との合併を通じて