ロシアが今年施行した「同性愛宣伝禁止法」という同性愛差別を肯定した法律によって、ソチ冬季五輪のボイコット運動が世界各地で勃発している。この騒動を見ていてつくづく思うのは、石原慎太郎が都知事を辞めていてよかったということだ。ご存じの通り、石原といえば数々の“同性愛差別発言”で知られる人物。同性愛者に対し「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう」と暴言を吐いたり、過激な性表現が焦点となっていた都青少年健全育成条例改正案をめぐる発言でも、なぜか「テレビなんかにも同性愛者が平気で出るでしょ。日本は野放図になりすぎている」と論点と思いきりズレた話を展開し始めたりと、賛成派さえ困惑に陥れたことも。 プーチンにも負けず劣らずの、同性愛を憎悪するホモフォビア日本代表──。しかし、そんな石原に思わぬ過去があった。なんと、こともあろうかBL小説を書いていたというのだ。 石原がしたためたBL小
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