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9月が終わった。恐ろしいことに、今年も残すところ3ヶ月らしい(ちなみに今日10月1日は、中華人民共和国成立61周年の国慶節だった。わりとどうでもいい)それにしても9月は色々あった。ぼく自身にも色々あったけれども、日中関係も色々あった。まだ経過中なので、「あった」ではなく「色々ある」というべきか。もちろん今後も色々あるだろう。基本的にバッドニュースしか想像できないのだが、数年、数十年先まで話題は尽きないだろう。 友人達はなるべく外出を控えたり、外で日本語を話さないようにしたり等、それなりに対策している。自分の身は自分で守らねばならず、ましてやここは海外なのだから、そうした警戒は至極当然である。しかしぼくは、こんなときだからこそ、大声で日本語を話し、聞かれたときは堂々と「日本人だ」と答えたい。別に愛国云々というわけではない。自分を偽ることに苦痛を感じるだけである。ただ人前で話せないので、まず
前回、ビデオ公開が問題の解決には繋がらないことを説明した。 そのことが分かっているからこそ、中国は「出せるものなら出してみろ」と大見得を切ることができたのだ。 ビデオが公開されても「海上保安庁が我が国の領海内で違法に活動していたことが原因だ」と言えばいい。公開されなくても「日本側に後ろめたいものがあるから公開できないのだ」と言えばいい。 どちらに転んでも、中国には次の手がある。 温家宝首相やレアアースまで担ぎ出した中国。一見すると、なりふり構わず騒いでいるようにも見える。 【尖閣衝突事件】拘束中の船長の即時釈放を要求 温家宝首相 中国漁船・尖閣領海内接触:中国首相が釈放要求 新たな対抗措置予告 日本向けレアアースを全面禁輸=中国、尖閣沖衝突問題で−米紙 しかし、中国は最終的な目標を見据えた上で行動しているのだ。 今までの中国の報復措置を見てみると、経済・金融・文化・民間と
尖閣諸島沖での中国漁船と海保巡視船の衝突事件について、遅まきながら見解をまとめておきます。 この事件は単なる衝突事件にとどまらず、事件の背景となっている尖閣諸島の領有権をめぐる日中対立につながっています。 今回のいきがかり上、中国は強硬な態度をとっています。日本側に譲歩を迫るとともに、領土問題の存在を国際社会にアピールしたい考えです。日本側はアメリカをはじめ国際社会を巻き込みながら、押し負けないことが必要でしょう。 下手な譲歩の仕方をすると、円満に収まるどころか、漁船の次は漁業監視船、島への上陸と次々押されてしまうことが目に見えています。なぜなら漁船の違法操業からスタートして徐々に実効支配を進めるのは、南シナ海でも行われている中国の常套手段だからです。 事件はどのように起こったか? ざっくりしたあらまし 顔を潰された中国政府 証拠のビデオがでても揉め事は終わらない 海保の数では手に負えない
四月四日付けの時事通信社の記事に、胡錦涛国家主席の来日日程が流れた。 その中に「早稲田大学で講演」とあるのを見てびっくり。しかし、大学のホームページを見ても、この件については黙して語っていない。 一国の元首をお迎えする栄誉なのであるから、当然のことながらできるだけ一般に周知して沢山の方に知っていただき、その結果早稲田大学の名前を高からしめなければならないところなのに、これは一体どうしたことだろう(笑)。 それでいろいろな先生に伺ったところ、十年前、当時の江沢民国家主席が早稲田で講演をした時も、直前まで一般に周知していなかったとのことである。ついでにいえば、去年早稲田大学内に孔子学院(ゲーテ=インスティテュートがドイツ文化の広報機関であるように、孔子学院も中国文化・政治の広報機関)が設置された時も、教員にも学生にも周知されることはなかった。 なので、今回も大学のホームページに一切告知がないか
毛沢東を仰ぐ虐殺五輪に世界各地で嫌悪感が広がる。中共を狼狽させる開会式の不参加続出、血まみれ聖火への抗議。だが北京の指令で長野では抗議が弾圧を受けそうだ。 「一部のコンテンツ禁止は事実だが、それは他の国も同じだ。我々の規制措置は国際慣例にのっとっている」 飼い犬のIOCからもネット規制を指摘された中共当局は、そう逆ギレした。チベット大虐殺の開始以降、中共は「検索ブロック」を始め、動画サイトを中心に規制を強化している。 更に、3万人超の要員を要するサイバーチームがチベット支援サイトなどに官製攻撃を続行。同時に国外での工作活動も活発化させ、駐米中共大使館の書記官が米議会関係者にデマメールを送りつけていた事実も暴かれた。 ▼世界インターネット暗黒地図 最近の中共プロパガンダもレベルが著しく低下している。党宣伝機関(=新華社)は3月末、カム地方アバのチベット僧院から「4㌔の爆発物を押収した」などと
転載、拡散、コピペはご自由に。 中国の五輪ボイコットの歴史 1949年 中華人民共和国 建国 1952年 ヘルシンキ五輪 参加 1956年 メルボルン五輪 選手団が現地に到着後にボイコット(理由は台湾問題) 1960年 ローマ五輪 ボイコット(理由は台湾問題) 1964年 東京五輪 ボイコット(理由は台湾問題)■■開会式当日に合わせて核実験強行■■ 1968年 メキシコ五輪 ボイコット(理由は台湾問題) 1972年 ミュンヘン五輪 ボイコット(理由は台湾問題) 1976年 モントリオール五輪 ボイコット(理由は台湾問題) 1980年 モスクワ五輪 ボイコット(理由はアフガン問題) 1984年 ロサンゼルス五輪 参加 1988年 ソウル五輪 参加 1992年 バルセロナ五輪 参加 1996年 アトランタ五輪 参加 2000年 シドニー五輪 参加 2004年 ア
中国を中心に東アジアの政治経済問題を幅広く取材・分析 鳥瞰的な視点を踏まえつつ、虫瞰的に情勢を論じていきたい。 2週間近くもブログを休んでいました。この間チベット蜂起という大事件が勃発しましたが、同時にまた先ほど台湾総統選挙において馬英九・国民党総裁が新しい総統に選出されたという報道もありました。経済のグローバル化を背景にして中台の接近に一層弾みがつくことになるでしょう。日本の領土・尖閣列島を大陸と台湾が声をそろえて、「わが領土」と叫ぶ事態が始まるのです。 ブログの開設以来繰り返し、米中両大国のニューデタントが朝鮮半島と台湾海峡で具体的な姿を現すであろうといい続けていましたが、最終的に東アジア地域の枠組みがじょじょにではあれ、固まりつつあるような兆しを実感しています。 それを一言で言えばアジアとユーラシア大陸東側における「パックスチャイナ・アメリカーナ」(米中による平和)の登場とい
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