ブックマーク / klov.hateblo.jp (7)

  • エル・グレコの絵がめっちゃマジック・ザ・ギャザリングのイラストっぽい。 - 絶倫ファクトリー

    爆弾低気圧に紛れて4時くらいに行けば空いてるだろうという魂胆で、会期末最後の土曜日、エル・グレコ展に行ってきた。 構図が凄い、時間的な動きを感じるなど、素晴らしい点はいくつもある。しかし一番印象に残ったのは、エル・グレコが<見えないもの>を<見えないもの>として絵画に落とし込んでいる点だ。キリストや使徒がまとう<holy>な感じを、そのままオーラのように人物の周りに描いている。 エル・グレコの絵、特にヴェネチアでの修行を終えたトレド時代は、筆致が荒い一方で陰影がはっきりしており、デフォルメがされている。昔スペインで実物を見た時、妙に漫画っぽいなと思った記憶がある。卑近な例で言えば、超サイヤ人の「気」やハンターの「念」がそのまま西洋絵画の中に現れた感じだ。 加えて、エル・グレコの絵は動きがある。それは時間的な動きだ。「受胎告知」はモチーフとしても彼の作品としても有名なものだが、彼はこのモチー

    エル・グレコの絵がめっちゃマジック・ザ・ギャザリングのイラストっぽい。 - 絶倫ファクトリー
    YOW
    YOW 2013/04/07
    Magic The Gathering ググってワロタ ”この「キリストの復活」とか絶対キャプションに「すべてのパーマネントを破壊する」とか書いてある。”
  • 「メタボリズムの未来都市展」と文学フリマ『筑波批評 2011年秋号』 - 絶倫ファクトリー

    森美術館で開かれている「メタボリズムの未来都市展」に行ってきた。 1960年代の日に、未来の都市像を夢見て新しい思想を生み出した建築家たちがいました。丹下健三に強い影響を受けた、黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦といった建築家たちを中心に展開されたその建築運動の名称は「メタボリズム」。生物学用語で「新陳代謝」を意味します。それは、環境にすばやく適応する生き物のように次々と姿を変えながら増殖していく建築や都市のイメージでした。東京湾を横断して伸びていく海上都市、高く延びるビル群を車が走る空中回廊でつないだ都市など、その発想の壮大さには驚かされます。 メタボリズムが提唱されたのは、戦争で荒廃した日が復興し高度経済成長期へと移行した時代です。そこには理想の都市を通じて、よりよいコミュニティをつくろうという思いもありました。この展覧会は世界で初めて、メタボリズムを総括する展覧会になります。日が大きな

    「メタボリズムの未来都市展」と文学フリマ『筑波批評 2011年秋号』 - 絶倫ファクトリー
  • 紙の同人誌が許されるのは電子書籍元年までだよねー←今年はセーフ! - 絶倫ファクトリー

    電子書籍元年」の呼び声が寿命間近のセミ程度に落ち着いたころになって、ようやく国内大手2社の端末が発表された。SONY ReaderとSHARPのGALAPAGOS。お仕事用ブログの方でひとつエントリにしようと思いいろいろ調べていたのだけど、しかし今年は「電子書籍元年」ではなく「電子書籍バブル元年」とのちに呼ばれるのではないかと今から危惧している。鬼が大爆笑しそうな話だが、しかし先行して展開しているiPhone/iPad/Andoroid端末を加えても、どうもぱっとしない。 具体的にいえば要はお前らKindleに勝つ気あるのいやないだろ、という話。SONY Readerはネットワーク機能ついてないし(通信モジュールがないのでソフトウェアアップデートではどうにもならない)、GALAPAGOSはさすが液晶のSHARPだけあって端末が高い高い。おまけに以前から電子書籍に取り組んできた独立系のプラ

    紙の同人誌が許されるのは電子書籍元年までだよねー←今年はセーフ! - 絶倫ファクトリー
    YOW
    YOW 2010/12/01
    今回文学フリマ参加の『筑波批評』さんで私の個展の事を取り上げて頂けました。場所はア−09。RT @klov 文フリ宣伝エントリ書いたお。
  • 『思想地図 vol.4 「想像力」』 - 絶倫ファクトリー

    思想地図vol.4 特集・想像力 (NHKブックス別巻) 作者: 東浩紀,北田暁大,宇野常寛(編集協力)出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 2009/11/26メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 79人 クリック: 2,252回この商品を含むブログ (92件) を見る 腑に落ちた『サマーウォーズ』評 夏に『サマーウォーズ』を見たが、僕は巷間の評に比して全く面白さを感じられなかった。その後 id:YOWさんの美術的な観点から語られた素晴らしい評(『サマーウォーズ』レビュー -サマーウォーズの「世の中」/ラブマシーンはゲームを「プレイ」したのか? - 蠅の女王)を見てなるほどと思うことはあったが、ストーリーにおいてあの感情移入の出来なさを説明できる道具立てが依然なかった。書の東・宇野・山・氷川・黒瀬の座談会は、虚構の中の虚構におけるキャラクターと読者(視聴者)の身体的な距離

    『思想地図 vol.4 「想像力」』 - 絶倫ファクトリー
    YOW
    YOW 2009/12/21
    映画『サマーウォーズ』について>本書の東・宇野・山本・氷川・黒瀬の座談会は、虚構の中の虚構におけるキャラクターと読者(視聴者)の身体的な距離感の埋めがたさを上手く切り出してくれた気がする。
  • 『1995年以後―次世代建築家の語る現代の都市と建築』レビュー - 絶倫ファクトリー

    2日のエントリを「前編」と銘打ってしまった以上、後編を書かねばならない。書かねばならないというか、実際書いていたのだが、不手際で7割くらい書いた文章をふっ飛ばしてしまい、塩漬けになっている。 たぶん近日中に今日の日付より前に設定した日記で現れると思うので、よろしくお願いします。 「表層」「深層」の関係をを具現化したデザイン 1995年以後~次世代建築家の語る建築 作者: 藤村龍至,TEAM ROUNDABOUT出版社/メーカー: エクスナレッジ発売日: 2009/02/20メディア: 単行購入: 6人 クリック: 50回この商品を含むブログ (31件) を見る TRAJが行った32組の建築家・建築家ユニットのインタビュー集。 フリーペーパーの発行やイベント・Live Round About Journalの主催で知られる建築家・藤村龍至率いるTeam Round About Journa

    『1995年以後―次世代建築家の語る現代の都市と建築』レビュー - 絶倫ファクトリー
    YOW
    YOW 2009/03/17
    あとでよみ。>藤村龍至率いるTeam Round About Journalが出版した本
  • CAMP:TALK:1203 「アートと公共性」  あるいはChim↑Pomについて- No Hedge!

    を聞きに行ってきた。「アートと公共性」というタイトルだったのだが、僕はアート方面はからきしなので、「公共性」の方にアクセントを置いたつもりで話を聞いてきました。 ……というのも半分当、半分冗談で、この場にいた大半の人がそうであったように、例の「ピカッ」事件の当事者である「Chim↑Pom」のリーダーが卯城氏が来るということで、半分は野次馬根性でした。 あと以下の文章で僕が使う「アート」というのは、このトークイベントのコンテクストからするとおそらく(言ってる人がおそらくというのも変だが、知識がないので)現代アートのことを指しているのだと思ってください。 純朴な「対話」への意志 http://ca-mp.blogspot.com/2008/11/talk-1203.html 共同体と“開かれた”アート 〜アートと公共性の関係〜 第一夜:アートは、何とどうやって関わっていくのか <ゲスト>

    CAMP:TALK:1203 「アートと公共性」  あるいはChim↑Pomについて- No Hedge!
    YOW
    YOW 2008/12/04
    Chim↑Pomの説得力の弱さ(?)を「公共性」で語られるのは、違和感あるなあ。公共性でなくて、「何が備わってなかった」んだろう。保留。
  • 「シノドスシンポ 1968+40 全共闘もシラケも知らない若者たちへ」 - 絶倫ファクトリー

    Guest | Cash Advance | Debt Consolidation | Insurance | Free Credit Report at Kazuyaserizawa.com 1968 年、世界中の大学で紛争の波が巻きおこった。日でも既存の左翼を批判して学生たちが立ちあがり、〈自由〉を求めて警官隊と激しい攻防戦を繰り広げた。あれから40年。あの体験は何をもたらしたのか。また、その記憶は、これからの我々にとって何になりうるのか。多様な切り口でこの問題を論じてきた、幅広い世代の論者たちと、東大闘争の内部を目撃した唯一の写真家、渡辺眸のスライドショーが届ける、新しい「1968年」。 基調講演/渡邊一民 司会/芹沢一也 荻上チキ パネリスト/絓秀実 酒井隆史 橋努 鈴木謙介 写真協力/渡辺眸 日時:2008年9月23日(祝) 開場13:30 開演14:00 場所:立教大学池袋

    「シノドスシンポ 1968+40 全共闘もシラケも知らない若者たちへ」 - 絶倫ファクトリー
    YOW
    YOW 2008/10/17
    >サンディカリズム(労働組合の自立)」と「オートノミー(個人の自立)」は両立は/1968年の全共闘運動と、68年安保運動の違いは
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