「こうのとり7号機」によって国際宇宙ステーションに輸送された、リーマンサットスペーシズの超小型衛星「RPS−00」が10月6日(土)、日本実験棟「きぼう」から放出されます。 「RSP-00」は10cm x 10cm x 11.35cmのほぼ正方形サイズの超小型衛星。宇宙ポスト投函メッセージの打ち上げ。衛星搭載カメラによる画像撮影および高速無線機の動作実験をミッションとしています。 また、同日には「九州工業大学/Nanyang Technological Universityの超小型衛星SPATIUM-I」や「静岡大学の超小型衛星STARS-Me」も放出が決定しており、3つの超小型衛星が宇宙空間に放たれ「人工衛星」として可動することになります。 なお「RSP-00」に関する解説は「コラム:有給休暇を使い切って“草”宇宙開発に挑むリーマンサットプロジェクト、初の超小型人工衛星打ち上げへ」を、6
1977年8月に打ち上げられた米無人宇宙探査機「ボイジャー2号」が、約40年の時を経ていよいよ太陽系の外に脱出します。 現在、ボイジャー2号は地球から約177億キロを離れた太陽風が届く範囲である太陽圏(heliosphere)の最外部(heliosheath)を飛行しています。 原子力電池を搭載しているボイジャー2号は、これまでに木星・土星・天王星・海王星に接近し、その姿を我々に届けてきました。1989年8月には海王星の大暗斑(後に消滅)を捉えるなどの惑星探査を終え、以降は太陽圏の星間空間ミッションを行っていました。 ▲ボイジャー2号が捉えた「大暗斑」が見える海王星なお、これまでに太陽系を脱出した人工物は、2012年の「ボイジャー1号」続き2機目となります。 Image Credit:NASA/JPL-Caltech ■NASA Voyager 2 Could Be Nearing Int
アルゼンチンの商業衛星「SAOCOM 1A」を搭載して打ち上げられる「ファルコン9」ロケット。約8分後、ロケットの1段目は同基地の着陸地点「LZ-4」に帰還。約12分後にはアルゼンチンの衛星が軌道に投入された(7日、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地=同社提供) イーロン・マスク氏率いる宇宙ベンチャー企業、米スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)は7日、カリフォルニア州からアルゼンチンの商業衛星を搭載したロケットの打ち上げに成功した。今年17回目の成功となる。 ロケット「ファルコン9」は現地時間午後7時21分(日本時間8日午前11時21分)ごろ、バンデンバーグ空軍基地から発射。打ち上げから約8分後、回収されるロケットの1段目は地上に戻った。その後、2段目に搭載された地球画像を撮影する衛星「SAOCOM 1A」が切り離された。(ブルームバーグ) SAOCOM 1A
<米証券取引委員会から提訴され、先日、テスラの会長職を辞した起業家のイーロン・マスクだが、電気自動車ビジネスだけでなく、脳とコンピュータの融合、地下高速トンネルなど、その思考回路は縦横無尽だ。その1つ、宇宙事業の「スペースX」はどうなっているのか。本誌10月2日発売号「イーロン・マスク 天才起業家の頭の中」特集より> ※本誌10/9号(10/2発売)は「イーロン・マスク 天才起業家の頭の中」特集。電気自動車、火星移住、地下高速トンネル、脳の機能拡張――。「人類を救う」男のイノベーションが作り出す新たな世界を探った。 イーロン・マスクの宇宙ベンチャー「スペースX」は9月17日、「月旅行」計画を発表して世界を驚かせた。日本のファッション通販サイトZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの前澤友作社長と、彼が選んだ6~8人のアーティストを乗せて、約6日間をかけて地球と月を往復飛行し、早ければ2
スペースXのイーロン・マスクCEOは2018年9月18日(日本時間)、開発中の新型ロケット「BFR」を使い、2023年に世界初となる月旅行を実施することを発表した。 月へ旅立つのは、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」などを経営する前澤友作社長。さらに、さまざまな分野のアーティストも招待することも発表。前澤氏は「月と丸い地球からインスピレーションを受けたアーティスト達が生み出す作品を、人類の財産として後世に残したい」と語る。 前回はBFRの概要について解説した。2回目となる今回は前澤氏が、いったいどのようにして月旅行に行くのかについて解説する。 月の近くを飛行するBFRの想像図 (C) SpaceX ZOZO前澤氏、アーティストとともに月へ マスク氏による新BFRの発表のあと、彼に促される形で登壇したのは、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」などを運営する、スタートトゥデイの前
イーロン・マスク氏は、月周回旅行の最初の搭乗客がZOZOTOWNを運営する前澤友作氏になると発表した際、スペースXの新しい「ビッグ・ファルコン・ロケット(Big Falcon Rocket:BFR)」の完成予想図と、製造中のロケットの写真を公表した。 写真からは、カーボンファイバー複合材を用いてBFRを製造するために、スペースXが用いているテクノロジーの一端が垣間見えた。 航空宇宙技術の専門家は、公開された画像がスペースXへの投資を促す可能性があると指摘した。 イーロン・マスク氏は、新たに貴重な予想図や写真を公表した。これらの画像からは、スペースXの火星を目指す宇宙船BFRの製造方法を垣間見ることができた。 9月17日(現地時間)、マスク氏は同社の「ビッグ・ファルコン・ロケット(Big Falcon Rocket:BFR)」で月周回旅行を行う最初の搭乗客はZOZOTOWONを運営する前澤友
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