スペースXのイーロン・マスクCEOは2018年11月8日、開発中の巨大ロケット「BFR」について、小型の実験機「ミニBFR宇宙船」を造り、飛行試験を行うと明らかにした。 運用中の大型ロケット「ファルコン9」の第2段を改造する計画で、早ければ来年6月にも試験を実施するという。 スペースXが開発中の巨大ロケット「BFR」の想像図。前部の宇宙船部分の小型実験機を開発し、試験するという (C) SpaceX BFR宇宙船の着陸方法 BFR(ビック・ファルコン・ロケット)は、スペースXが開発中の巨大ロケットで、最大100人の乗客、もしくは100トンの物資を載せて、月や火星に飛行することができる能力をもつ。今年9月には、ZOZOの前澤友作氏が同ロケットによる月旅行計画を発表したことでも話題になった。 BFRは2段式のロケットで、人や物資を乗せる宇宙船部分と、それを宇宙まで打ち上げるブースター部分からな
国際宇宙ステーション補給機「こうのとり7号機」から分離された小型回収カプセルの実験試料は、11月13日(火)午前4:50に南鳥島に到着し、同日午前5:17に航空機によって輸送。9:42に筑波宇宙センターに到着しました。 実験試料の収められた40Gにも耐えられる真空二重断熱容器は破損もなく、保冷効果も維持したままとのことです。なお、JAXAとタイガー魔法瓶による共同開発された小型回収カプセル開発の裏話は、セメダインの「HAKUTO SPECIAL SITE」にてインタビューが公開されています。
米スペースXは衛星インターネット計画「スターリンク(Starlink)」を刷新し、一部衛星のより低軌道での運用を検討しています。 FCC(連邦通信委員会)への提出資料によると、スペースXは1584個の人工衛星を高度550kmにて運用しようとしています。これにより、大気突入による廃棄を容易にしながら低レイテンシでの通信が可能になります。 もともと、スターリンクでは4425個の人工衛星を高度1110〜1325kmに打ち上げる予定でした。さらに、2018年2月には2機のテスト人工衛星「TinTin A/B」を打上げています。ただし、2機の人工衛星は予定されていた高度の軌道にまでは到達していませんでした。 一方、スペースXはスターリンクの衛星郡を2019年に打ち上げる予定です。FCC提出資料によれば、今後6年以内に4425機(4409機まで想定)の内の半分を打上げ、衛星コンステレーションを構築する
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