欧州宇宙機関(ESA)としては初となる、太陽系外惑星の観測に特化した宇宙望遠鏡「CHEOPS(CHaracterizing ExOPlanet Satellite)」の打ち上げ準備が、フランス領ギアナのギアナ宇宙センターで進められています。 ■系外惑星の精密なサイズ測定に挑戦ソユーズロケットに搭載するためのアダプターと結合されるCHEOPS(Credit: ESA/CNES/Arianespace/Optique vidéo du CSG/S Martin)CHEOPSは、地球から見て系外惑星が恒星の手前を横切る「トランジット」現象を精密に観測することで、すでに存在が知られている系外惑星のより正確なサイズを測定することに挑みます。 質量が判明している系外惑星の大きさがわかれば密度を求めることが可能となり、研究者がその性質を理解することにつながります。系外惑星の正確なサイズは、系外惑星を正し
![太陽系外惑星の観測に特化した宇宙望遠鏡「CHEOPS」打ち上げ準備進む](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5361ecde32bf19e52ade38ae5459d1d18f0a8e35/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsorae.info%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F12%2Fcheops_artist_002.jpg)